あらゆるメソッドは誰かの処方箋

今日は、世の中にある様々な(音楽の)メソッドについて書こうと思います。

手の形についてを例に出すと、ある先生は手の形を決めた方が良い、そして別の先生は手の形は決めずに自然に置いたがままにするのが良いという真逆の視点からの話があり、一体どっち何だろう?と思っていた時期がありました。

そこで自分でも色々試し、なかなか結論が出なかったのですが、レッスンの中で正しい音、正しいリズムで弾くけれど指先がつぶれ音が弱い生徒さんには手の形について言った方が楽にいい音が出せるようになり、手の形ばかり気にしていまい力が入ってしまっていた生徒さんには出す音に意識を向けてもらうようにしたら自然な手の形で楽にいい音が出せるようになったのを見た時、これはそれぞれの生徒さん、そして自分にとってそれぞれの必要な情報がある事に気付いたんです。

この例の他にも相反する視点からのメソッドがあると思いますが、どれもそのメソッドが正しい、正しくないというよりそれぞれのメソッドが誰かにとっての必要な気付きが起きるきっかけになり、良い方向へ持って行く事が可能なのだと思いました。

どのメソッドを選ぶのか…

それはその状況、そして本音からピン!とくることだと思っています。

②に続きます。

お読み下さりありがとうございました(*^_^*)


メルマガ配信しています。私が思う「本物の表現」「本物のセラピー」について書いています。よかったらご登録下さい。

https://resast.jp/subscribe/178306

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?