アプローチを分ける2

いくつか前の記事で、ピアノを弾くことにおいて
やり辛さや学び辛さを調整するというアプローチと
感覚を育てていくというアプローチを分けた方がいいと書いたのですが


今回は、レッスンの中でどのように分けて取り組んだらいいのかという

私のアイディアを書こうと思います。

この内容は、主に様々な学び辛さをかかえている方を対象としています。


ピアノを学ぶ上でのやり辛さや学び辛さは例えば


・ピアノレッスンにおいて毎週同じことを学んでいるけど

なかなか覚えられない

・右手と左手の連携がなかなかうまくいかない

・リズム譜は読めて正しいリズムはたたけるけど、音と一緒になると混乱してしまい

なかなか譜読みが進まない

・譜読みした内容は理解しているけど弾くということになかなか繋がらない

・一度うまく弾けるようになったことが弾けなくなってしまい

弾けるようになったものが安定しない

・初見は上手にできるのに曲を仕上げることにすごく時間がかかる

・緊張によってパフォーマンスが下がることが気になり演奏に支障をきたしている

・手の強ばりがなかなか緩まず、トリルやモルデントを弾くこと、

速いパッセージを弾くことに難しさがある


…と上げ始めたらきりがないのですが、このようなことがあると思います。


これらの難しさは、ピアノを学ぶ上で誰でも感じることで

言ってしまえば当たり前に起きることでもあり

レッスンで先生に学んだことを元に練習をする中で

自分で解消していければ何も問題はないと思います。


ただ、こういったことが繰り返し起こり、

弾いてる本人が音楽を楽しみたいのに譜読みが進まなかったり

指が動かないことや学んだことが理解できずに

練習する気持ちがダウンしてしまうということが

なかなか解消されないという状態が長く続くと

音楽を楽しむ、ということへの気持ちもダウンしてしまう可能性もあります。


そういった時には、まずレッスンの内容を始める前に

練習していた中で何が難しく感じたかという問いかけをし、

そこからどの感覚に抜けがあるのかを先生が見つけ出し

その感覚へのアプローチをすることを提案します。

この時、生徒さん本人が何が難しかったかよく分からないという時は

一旦レッスンを始めてみて、その中から先生がここだ、と思う所に

アプローチするという方法もありだと思います。


どの感覚に抜けがあるかはこちらの12感覚論とピアノシリーズの記事を

参考にして頂ければと思いますが

1つ例を挙げるなら、私は土台としてさそり座の生命感覚が重要だと思っているので

自分の中に基準という土台を育てるために

同じパターンのメロディーやリズムを繰り返し聞かせること

(出来れば家でも聞いてもらうといいと思います)

が役立つと思います。


このようにしてその生徒さんに合った感覚トレーニングを取り入れ、

その後にレッスン内容を続け、その中からもし他にもこういう所に

弱さがありそうだ、ということがあればメモなどをしておいて

次にトレーニングするものとして計画するのもいいと思います。


今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)




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