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「長期未払い金」

今回、裁判に至ることになったのは私の前会社においての「長期未払い金」についてです。この「長期未払い金」は父の死後の遺産相続としてに会社の負債を相続したことにあります。

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手書きの申告書は見つらいのでエクセルに落とします。

遺産分割協議


父の遺産について母(ニギ)が1/2、兄(博史)が1/4、私(政彦)1/4を引き継ぐことになりました。当時はまだ会社が大きな設備投資の後で現金が乏しく父の財産は見かけ上はあったのですが実際は会社の代表者勘定として会社に貸付をしている形になっていました。

兄が社長を引き継ぎ、私が専務取締役に就任しました。兄は自分が代表になるので会社周りの不動産を受けたいと要望したので僕が会社の債務の多く引き受けることになったのです。

私がまだ学生の頃にこんにゃくの工場を新設しそれから数年後今度はもやしと納豆の工場を新設しました。僕が東京から呼び戻された頃はまだ年商1億にも届かなかったのですが父が亡くなる頃には5億を超えていたと思います。

かなり不公平な話ですが当時は会社の売り上げは右肩上がりだったので頑張って会社の業績をあげればなんとかなると思っていました。兄も同じ気持ちだったと思います。

私は形のうえでは3800万円の相続をし、200万程度の山畑を譲り受け、300万円近い相続税を定期預金の切り崩しで支払いました。

会社を整理するならいったん現金にする方法もあるでしょうがそれは無理なので結局実際の相続額は兄が4340万円、僕が3250万円となりました。

金額に1000万円以上の差額がありますが、兄は後々500万円を支払うということで納得しました。この時点で僕は会社に長期未払金2300万強と運転資金としての500万円の貸し付け、そして兄に500万円の貸し付けが発生したことになります。

今回の件はこの長期未払金2300万円の部分のみです。父から受けた部分は実際にはこれ以外に1000万円あるのです。
おひとよしもほどほどにしないとね。



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