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【サケ】詩。

昨今 高い
大吟醸ですら
ワンカップになつてゐる
實際 私などの
口にするよな
ものとは
譯が違うのだ
品質管理
の為、
みどり色の
カップに入つて
淋しい、美食家を
さそふ、
もういゝんだ
俺は俺で
行くよ
sake迄な、
独りがいゝさ
ねえアレン、
あなたのスーパーマーケット
に、大吟醸を
置かう
淋しき
小金もちたち の
飲む用にさ。

"sake" by Kuniwo Tsudsuki.


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