【トライアッド?】詩。フォトタップシテクダサイ

画像1 僕の思ふむく犬を抱いて寢やう それは遠い昔のきみ自身を抱いて寢た 記憶より、温かいんぢやないか? ※ エドワード・ベア 食ひしん坊の それより僕のむく犬は本物めいてゐる 何故なら僕は大の大人で しかも淋しい大人で ウィニー・ザ・プーから遠く離れた ところに寢床はあるのだ 食ひしん坊よりリアルだなんて 凄い事だと思はないか? そして大昔以前の、さもしい二人のベッドより 僕のむく犬はしんみり温もるギアなのだ。 ※ ©都築郷士 ※ 〈命とは大きな宇宙の塵なれば息吹きかけて飛ばせるも然り 郷士〉

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