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活動報告(2020 ~ 2021)

最後に自分の事を書いたのはNoteのアカウントを作ったとき以来だろうか Bashという名前で活動をひっそり初めてから今年で1周年(+α)となる。
数えるほどしかない公開作品だが、その詳細と所感を書き残したい。

Bash (S2) - Brutshits

後述するがS(数字)のタイトルのテクノは連作というか、同じプロジェクトファイルから作られていて、いくつかあったアイデアの中でも当時に詰まりきってた2つ目のSをブルシで出そう みたいな話だった気がする。
正直よく覚えていない。曲名がS/Tなのもなぜこうしたのかもよく覚えていない。

Repetition - OMOIDE LABEL

Bashをやる前からうっすらと親交のあったOMOIDE LABELの主催、YZOX様と連絡を取りリリースに至った作品。
自分のやりたかったことがよくまとまってて、聞き返しても結構いいと思う。

S3は前述のSのプロジェクトの中でもシグネチャーサウンドに近いトライブパーカッション+FXというアプローチをふんだんに使っている正当なS2の続編であるという位置づけだった。

A.S.はよく覚えていないが多分JX-8Pで作ったベースラインを中心に作っただけだった気がするが妙に説得力のある曲に仕上がっている。

Dは本当に何も覚えていない。

表題曲のRepetitionはメタな音作りを意識していてダブテクノを作るという目的はあったが、どう作るかを場当たり的にやっていた気がする。
今作るとしたらもっと違うものが出来ていた気がする。

Malcolmはハウスのストックがあったから入れた、くらいの事だったと思う。

Misapprehension (Bash nu-skool rumble mix) - Telematic Visions

リミックストラックを作るにあたって個性を重視するのかやりたいことやるのかで迷ったのを覚えている。(実際2種類のリミックストラックを用意していた)
元のトラックをもらった時点でどこがリミックスに使うことになるかは決まっていたからそれ以外に必要なものをそろえるという感覚で作ったのを覚えている。

Funk Syndrome (/w Various Reiwa) - Various Reiwa

P-funkネタのカットアップにフィルターハウスを足したような展開とMS20のシンセベースをのっけた曲を作りたい、みたいなことから始まった曲だった。

Materialsが出る前にVarious Reiwaに自分の方から連絡してコラボトラックをやろう みたいなことになっていたが、自分が出す機会を見いだせずあちらの方からOMOIDEで出す みたいな連絡をもらった。
自分一人では成しえないことを出来た気がしてとても気に入っている。

S1 (mind Mix) - Brushits Compilation

Sのプロジェクトファイルの中でも最も古いプロジェクトを整理するなかで、そのうち2つの曲が出来ていたものをブルシのコンピレーションで出そうとなった。これの対となるS1(soul Mix)を入れなかったのは単純にこっちの方が面白いな、くらいの事だったと思う。

Stranded - Brutshits × Obake Mask compilation

S1を出し終わった時点で煮詰めるアイデアは煮詰めきっていてストックが全くない状態だったので、コラボコンピのお誘いをもらった時点では何を作るかも考えていなかった。
自分はその時その時で聞いていたものを無意識に落とし込む傾向があると思っているが、この曲はその最たる例だろう。

非4つ打ちのキックにSのときにも散々使いまわした手法の歪んだパーカッション、ダークなシンセリードやグリッチノイズなど聞き直すともはや当時聞きこんでた曲のクリシェサウンドそのもののような曲である。

Don’t Stop (Bash Raw-rush mix) - Brutshits × Obake Mask compilation remixes

上述の曲とほぼ同時期に作っているため割愛。

Carved Idol / Cultured Children

さかのぼり2021年の4月に当時ドラムマシンで作った習作の中から気に入っていた2曲を仕上げた。再三になるが当時自分が聞いていた音楽から得たものをハードウェアで表現することを強調したくてリミキサーの一人に連絡したときにも話した。

どうしても自分の発信する場が欲しいと思い実験的に個人リリースの場を設けカタログNo.0としてリミキサーの御二方に連絡し完成させた。

リミキサーを選ぶにあたってテクノの枠を超えて親しい人を呼ぶことも考えたがどちらかというと自分の表現の範囲(=テクノ)の中でバイアスのない状態で自分の曲が書き換えられるのを見たくて、かつ間違いのない人を呼びたいと思い考えたのを覚えている。
この時点で自分は外部のレーベルでのリリース2,3作品とオンラインGig2つ程度の駆け出しだったにもかかわらずBashを始める前からリスナーとして敬愛しテクノのフィギュアとして尊敬していた方々とSNS上でつながっているのだというのを強く実感できた。

寂 / Namakura

カタログNo.0の出来に満足していたと同時に満足していたがゆえに1つしか出さずに終わってしまうのは嫌だという気持ちはなんとなくあった。次のリリースが1番目のリリースになることもわかっていたから慎重にやるべきなのもよくわかっていた。
奇しくもこの2曲は同じプロジェクトファイル内で生まれた。特に1曲目のキックと2曲目のシンセはもともと一つの曲だったが、そのうち別れた。

リミキサーの選定が一番時間をかけたと思う。この2曲のマスターは10月中旬にはできていたが誰にリミックスを頼むのかで作品の評価が決まることを前回ひしひしと感じていたからこそ絶対に間違うことはできなかった。それでも最終的には自分が誰の音楽を聴きたいかで選んだ。


以上

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