「お金の事」5回目「インフレとかデフレって?」

「現代のお金は信用を数値化したものだ〜!」っというような事を言った4回目でしたが、ピンときましたかね?
まぁ、いうてもお金はお金。物やサービスと交換する物であります。
・・・日本政府が形だけ借金しているわけですから、お金ってある意味では借用書であって、借金の債券と交換しているっていう考え方もあるわけですけれども(汗)

さ、今回は「インフレ」と「デフレ」の事。一応書いておくと

インフレ=インフレーション、モノの価値(値段)が上がる事。
デフレ=デフレーション、モノの価値(値段)が下がる事。

と、いう事ですよね。
インフレの時は給料が上がるわけですから、モノが高くなっても普通に買えるわけですよ。で、お店とかは儲かった分だけ商品の素材とか質や従業員の給料を上げられるから、また高いものが売れて〜みたいな循環になるわけっス。

反対にデフレの時は給料がさがるわけですから、モノは安くなっていくわけでして。だから、売れないので値下げして、商品の質が悪くなったり、サイズが小さくなったり質の悪い原材料にしなきゃですし、給料だって下げなきゃならない。給料が下げられたら高いモノは買えないし・・・っていうマイナスのサイクルに突入、と。

そして、現在の日本は、スタグフレーションっていう状態ですね。インフレのようにモノの値段が上がったのに、給料は上がらない。だから生活が苦しくなる一方という、最悪な状態ですよね。
お金の流通が日本国内「だけ」ならまだ良かったのかもしれませんが、今は国同士の輸入・輸出があたりまえなので、諸外国の経済の影響も受けるわけですよ。
まぁ、30年もデフレが続いてて、そのデフレが変異してスタグフレーションになった感じで(汗
政府にはこれからしっかり舵取りしていただきましょうね・・・だいたい・・・

閑話休題

そんな訳で中学生の時にはこんなん習ったと思うのですが、そもそもモノの価値(値段)は何故上がるのか。
それは作る事(生産やサービスなど。GDPはこっちの事をさす)より、それを買う側(欲しい!サービスを受けたい!)の方が多いから、ですよね。
生産が足りてないから、値段が上がったって給料が上がっているんだから売れる訳ですわよ。

そんな訳で、デフレはその逆っスよね。
作る方が多いけど、買う気がない。
作ったものが余っているから、安くして売る。とすると給料も下がってしまう。
・・・そう考えると、100均って便利だけどデフレを助長しているのかも(汗
管理側としては全部100円ですから、集計などは楽かもですねぇ・・・う〜んむ。

で、3つ目のスタグフレーション。
作ったモノは余っているのに、いくつかの事情が重なってモノが高くなる。
だけど給料は上がらないから、買いたくても買えない。もしくは生活必需品を買ったら、それだけで給料がなくなる〜・・・っていう、最悪の状態ですね。まぁ、今の日本な訳ですけど。

すっごい基本的というか、学校で習った事ではありますけど、自分の頭の整理の為にも記事にしました‼︎
「あ、そういえばそうだよね〜」
なんて思ってくれたら嬉しいっすよ〜♪

余談ですが、戦争が長引けば長引くほど当事国や周りの国々も疲弊していくモノ。争いの方に作り手側が行かざるを得なかったり、作れる状況ではなくなる。だけど欲しい人達が沢山いるから、どうしたってモノの値段が上がってしまう・・・
おまけに日本はエネルギー産業や食糧も輸入に頼っているんですから、戦争当時国の影響をモロに受けてしまうんですよね・・・だから、どっちの国が悪いではなくて、戦争そのものが罪悪なんだからやめて欲しいんですよね・・・はたた・・・

・6回目「使い方は消費?投資?」へ

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