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嫉妬しないと悩むこと。怒れないと悩むこと。自分がわからない。は心に蓋をしている証拠

幼少期に自分の感情を押し殺すことで生きていける環境で育っていると心に蓋をする癖をつけます。

何かしらの事故や事件が衝撃的で蓋をしないと生きていけないと脳が自身を守ろうとしたときも心に蓋をします。いわゆるトラウマといわれるものをつってしまう行為だと思います。

しずかちゃんタイプのもともと争い事を好まない人は幼少期の心の蓋癖によりとても穏やかないい人になります。

そもそも親が子供の自由意志や親の想定外の行動を新しい発見として楽しんでくれる環境にないのではないかと思います。子供自身の人格を大切にすることよりも、波風立てない「普通の子」であることを子供の保護者が望むので生存戦略として子供は心に蓋をしていかに「普通のいい子」になれるのかそのことだけに全神経を注いで成長していきます。

結果、相手が何を求めているか即座に判断し、その判断はとても優秀で、穏やかないい子になるのです。

自分以外にはやさしい世界をつくり、自分だけをいためつけます。

自分が負ければいいだけなので嫉妬しません。相手はこいつには負けるはずないと思って嫉妬されますが。

怒っても意味がないとあきらめているので、怒りません。怒る感情を強く表現しません。相手はこいつは服従するはずという認識でいるので怒られます。やつあたりされます。

どうして嫉妬しないのだろう?嫉妬でどんな感情なのだろう?

どうして怒れないんだろう?なんで他の人はこんなに簡単に怒るのだろう?

相談しても嫉妬しないなんて素晴らしい。怒らないなんて素晴らしい。と言われてしまうので、そうか。長所なのか。といまいち納得できなくても考えることをやめます。

そして、自分のやりたいことがわかりません。自分の価値観がわかりません。

私の場合、とても闇が深く、蓋をしている上に、自由奔放に親が喜ぶであろう自分を作成して生きていました。嫉妬もしないし、怒らないし、ほとんどイライラすることもありません。自分のやりたいことはわかっているつもりで実際は母親が望む私の姿でした。

なので、「自分のやりたいことがわかっている風」というのはなかなかやっかいです。

いずれにせよ、精神バランスをいつの日か崩す時がやってきます。自分の声を無視して自分を痛めつけているので。

もしも、これって自分に当てはまるかもしれない。と心の声が小さくても聞こえたのなら、自分の内臓の声が聞こえるかを試してみてください。

胃に話しかけてみてください。消化している具合はどんな感じなのか。いま、何かを食べて胃は苦しくならないか。それともいまは何も食べないほうが胃が休まるのか。

腸に話しかけてみてください。吸収できていますか。

心に、自分の感情に蓋をしていると自分の身体の声が聞こえないのです。

もしも、自分が蓋をしてしまっているかも!?と思ったら、まず、自分を大切にしてみよう。ということについて思いをはせてみてください。

自分を大切にするってどういうことでしょうか。

自分を大切にするということ。心の蓋をはずしていくということ。

解放事典でいろいろ書いていきたいと思います。

2021/7追記

心の蓋を解放する手順はいろいろありますが「いい、悪い」で判断する癖を手放していくことが大きな助力になるのではないかと思います。

心の蓋を解放するということは、本来の自分の声に耳をかたむけ、自分自身と本気で向き合うということだと思います。

自分の感情に「悪い」ものなんてない。ということがわかると一気に道が開けるかもしれないと思います。

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