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自分がどうしたいのかわからないって洗脳されてるんだってばよ。という話

グループカウンセリングってすごい。

これまで15年ほどスピ系に強く傾倒していて、いくらお金をかけたかわからない。一回のカウンセリングが3万円なんてざらで、30万円のコーチングも受けてるし、シータヒーリングの基礎、応用も受けているし、本もたくさん買っている。

いま、やっと気付く。

依存性の高い、現状から回復しづらくなるシステムほど高額であるということを。

編み物教室とか、料理教室とか、その道で第一線で活躍している先生のレッスンですら1時間3万円なんてあまりないと思う。それこそが真実なのだと思う。

にわかのカウンセラーでも依存している人だと誰かに救ってほしくて高額なお金を支払う。結局対処療法なので、その場で気分がよくなっても根本に何も解決していないので、いつまでも通い続ける。

シータヒーリングなんて、講師になれば、生徒からお金をもらい続ける。よくできた依存者対象のお金儲けのシステムだと思う。

高額なお金を支払いながら、なんかおかしいな。と実は気付いていた。

でも、「助けてほしい」という強い気持ち(依存)がまさっていたのだと思う。

そもそも「助けてほしい」と思っているうちは、救われないという事実。

自分の人生なのだから、人が助けるなんてできない。

自分自身で勉強して、自分自身ととことん会話して、自分の人生に責任をもっていくしか術はない。

でも、その覚悟ができると、手助けしてくれる人が現れる。

やっと私にも手助けしてくれる人があらわれてくれた。

そこで、グループカウンセリングをうけている。

私には「選択肢」がないから、極端な考え方をしてしまうのだと思っている。だから、選択肢を増やすべき、いろんな考え方を勉強し、トライアンドエラーで習得していこうと思っている。

グループカウンセリングの内容をSNSで書くことを禁止されているので、詳細はかけないのだけれど、基本的にアドラー心理学に基づくもので、アドラー心理学ほどトラウマを否定しない。

グループカウンセリングをうけるようになってから、フラッシュバックが起きるようになった。悪夢で毎晩うなされるようになった。

これまでも何回も何回も同じ悪夢でうなされてきたのだけれど、私が私へ送っているメッセージに気付かずに過ごしてきた。

私は幼少期を過ごした家で、遅刻する夢にうなされる。

実際、私は遅刻しない。どんなに苦しくても、自分の身体をひっぱたいてたたき起こすので、遅刻しない。どんなにだるくても、無理やり動かして、体操して、すべての苦痛に蓋をするので、遅刻しない。

本当に異常なのだけれど、だるくてうごけないときはエナジードリンクを飲みまくっていた。1日に3本もリゲインのつよいものを飲んだこともある。

心臓が苦しくなってやめたけど。苦笑

「ストレスを感じることのできる症状はなんですか。」という質問の意味が理解できなかった。

疲れやすい。朝起きることができない。だるい。腹痛。頭痛。全身痛。疲労感。落ち込み。不眠。やる気が起きない。。。等々

「どれでストレスを感じていると気付くことができますか。」という質問の意味がまったく理解できなかった。

物心ついたときから、あたりまえに日常生活にとりいれている症状なので、どれが?ストレスだと感じることができる?意味が全くわからないよ。。。と混乱した。

思い切りむせかえり、吐き気がして、しばらくたってから、そもそもずっとストレス下で生活していた日常に気が付いた。

親がいつ怒鳴り声をあげるかわからない。どこから私が傷つくようなことを言われるかわからない。自室でヨガをやって、ヨガをやるから邪魔しないでとお願いしても、「ご飯ができたから冷めないうちに食べなさい!」と部屋に怒鳴り込まれる。勉強していても、家電が動かないと部屋に押し入れられる。日記は勝手に読まれる。プライバシーなんて全くないし、私が泣いていてもやさしく受け入れ慰めてもらえることなんてない。慰めてくれているのかと思うと、いきなり怒り出す。いつまで泣き言言ってんだ!といきなり怒鳴られる。

結婚してからも電話は鳴り響き、私のプライバシーなんてない。

離婚して一人暮らしをしてからはさらにエスカレートして、朝仕事が始まる前に、朝食をつくってきた。お弁当を作ってきたと家に押しかける。挙句の果てに、駅のホームで私の勤務先まで一緒に電車にのる。

こんな生活をしていたのだから、一人暮らしをしていても、いつだって緊張している。お風呂にはいったり、瞑想したり、ヨガをしたり、その間だけリラックスしても、すぐに身体は緊張状態にはいる。いつでもいつ怒鳴られても対応できるように。臨戦態勢でいないと大変なことが起こるから。

だから、私は筋肉質なのだとおもった。笑

ずっと運動なんてしていないのだけれど、ジムにいって測定すると筋肉量が多くて驚かれる。よく歩くからかな。なんて思っていたけれど、年中緊張しているのだから、いつも筋トレしている状態だったのだと気付いた。

これまでマインドフルネスや瞑想にトライしてきて、ずっとやっているけれど、いまいち効果が感じられなかった。瞑想なんて30分は時間が過ぎているし、スピ的な深い瞑想状態というものもなんとなくわかる。

でも、私が必要としていたことは、「24時間臨戦態勢にいる」という自分の状態を知ることだったのだと思った。

いわゆる「いま、ここ」の思想も、私に必要だったのは、「いまは戦争は終わっていて、安全な場所にいるのだ」と自分自身に教えてあげるということだった。

それがわかっていないから、「いま、ここ」といっても、いつでも臨戦態勢の緊張状態が日常なのだから、「いま、ここ」も戦争が起きていた状態だったのだ。

そして、しばらくたってから、ある日、いきなり「私は母親からマインドコントロールされていたのか」とはっとした。

母親は、キレイごとを言う人である。人間愛をとき、娘を心から愛しているとつげ、いつでも娘の味方であるといい続けてきた。

私は母親の言葉を信じ、苦しいときは苦しいと伝えた。

娘を心から愛しているといっている親は苦しんでいる娘に対して「うるさい!」と怒鳴った。

みんな仲良くと母が言うから、みんなと仲良くしていたら、「あの人と仲良くするあなたは要領がいい証拠ね。」と私を仲間外れにした。

「母親は母親自身を一番に考える人をかわいがる傾向があるようだ」ということを知った。

私は人の悪口や陰口ばかりをいう母親の姿を知っていたので、母親がいうキレイごとに違和感を覚えていた。でも、母親を否定するという選択肢がなかったので、母親を受け入れ、自らは思考停止した。

人格否定のようなことを言われても、母親を受け入れ、自らは思考停止した。

そして、私は母親のキレイごとの人間になることを目指した。自らは思考停止しながら。

私は「母親を一番に考える、母親のキレイごとを忠実に再現する思考停止ロボット」に母親のマインドコントロールによって作り上げられていたことに気付いた。

なので、私は自分がやりたいこと、自分の意思がないにも関わらず、人に反発し、なんでも言う通りにはならなかった。

それは「母親のキレイごとに忠実に再現する」という理想の娘像が私になりかわっていたからである。

見事に母親が自慢する娘になった。

そして、母親は、母親が少しでも意にそぐわない行動を娘がとると、怒り、暴れ、最終的には泣いてすがって、娘の罪悪感を刺激すればすべて母親の思い通りに娘が自ら行動してくれるという支配をてにいれた。

もう45歳ですよ。私。笑

まぁ、私にそれ以外の選択肢がなかったのだから、仕方がないのだと思う。アドラーのいう肯定的な諦め以外道はない。

フラッシュバックも、悪夢もすべて私自身からの訴えなので、どんなに苦しくて気持ちが悪くなって、のたうちまわったとしても、「いま、ここは戦場ではない」と深呼吸しながら、自分に教える時期なのだと思う。

そして、不思議なことに、苦しくてのたうちまわっているときに、私自身から「私はどうしたいの?」という声が聞こえた。

うまれてはじめて、自発的に自分がどうしたいのか自らに尋ねた瞬間だったと思う。(本を読んで、自分がどうしたいか自分に問おう!みたいな誘導で尋ねたことはあった。もちろん答えはかえってこない。)

「私はどうしたいの?」とときどき声をかけるようにした。

そうしたら、答えははっきりとはでてこないけれど、アドラーの思想や心療内科の先生がこう言うからではなく、自分がどうするのかを決めていこう。ということがわかった。

こんなにあたりまえのことがわからなかった事実に驚愕し、同時に、なんと素晴らしいことなのだと感動した。


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