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【ゴルフ】主流のゴルフレッスン体系〜レッスン本やYouTube

インナーゴルフについて記載しようと思いましたが、よりインナーゴルフの特徴を際立たせるため、まずは現在のゴルフレッスンについて体系的にまとめたいと思います。
というのも、私もインナーゴルフを読むまでは様々なレッスン書(10冊以上)やゴルフレッスン系YouTubeを見ていました。
それらからゴルフの指導方法の大枠が見えてきました。
なので、そこから学んだ事柄を以下に列挙していきます。
あくまで個人的、主観的なまとめであること予めご了承下さい。

主流のゴルスレッスン体系概要

①概要

ゴルフレッスンは大きく①ボディーターン派、②アームローテーション派(シャロースイング含む)、③ミックス派(下半身リードかつ手を返す)に分かれます。
上記の違いは、切り返しで①下半身リードで体を回すか②腕を積極的に振っていくかです。
また、インパクト周辺で①手は自然に返るか②手を積極的に返していくかという違いもあります。
両者の根底には、インパクトで肩を開かずボールを捕まえるにはどうすればいいかという考え(目的)があります。
それを実現するための手段が異なるために、レッスンの仕方も異なってきます。
以下で具体的な方法論を見ていきましょう。

②ボディーターン派

ボディーターン派で主流なのは、中井学先生や谷将貴先生です。
特徴は、ストロンググリップで握り、下半身リードでフェースローテーションを極力抑えてスイングすることです。
具体的には以下です。
・グリップ:ストロンググリップ
・バックスイング:シャットに上げる
・切り返し:下半身先行
・インパクト:手は自然と返るため何もしない
つまり、下半身を回せば手は自然と返るので手は極力使うなという考え方です。
これが実現できれば再現性が高まり、方向性も高まるでしょう。
ただし、私のような初心者は、下半身を先行させようとしても上半身もついてきてしまい、肩が開き、振り遅れてしまい、結局プッシュアウトか、スライス、もしくはど引掛けになってしまいます。
最終的に目指すところではありますが、初心者には難しく、中級以上向けの技術と言えます。

③アームローテーション派

ボディーターンでは肩が開き、スライスしか出なくなるという発想のもと、腕を積極的に振り、クラブヘッドを走らせることで振り遅れを防ぐようにするのがアームローテーション派です。
代表的なのが、クォーター理論で有名な桑田泉先生、うねりスイングの三觜喜一先生、Daichi GOLF TVの菅原大地先生、ダウンブローの森守弘先生等です。
特徴的なのが、切り返しで腰ではなく、クラブをまず振り、クラブヘッドを走らせ、更にインパクト直前で手を返すことでボールを積極的に捕まえに行く点です。
スライスを矯正するのに役立ちます。
アームローテーションの派生系として、シャロースイング(GGスイング)があります。
シャロースイングとは、切り返しでシャフトを背中側に倒して、そこからスイングするという方法です。
シャフトを寝かすことで、より横振り(払い打ち)になり、インサイドからクラブが出るようになります。
具体的には以下です。
・グリップ:スクエアグリップ
・バックスイング:意識的なコッキング
・切り返し:クラブを振るorシャフトを寝かす
・インパクト周辺:手を積極的に返す
このように、手を使うことで上半身が開く前にクラブがボールに到達するようにします。
欠点としては、バックスイングでクラブを開き、インパクト周辺で一気に閉じるというスイングになるため、間に合わなければプッシュアウト、閉じ過ぎればチーピンになってしまいます。
ただし、下半身を先行させないため、過度に肩が開く可能性は低く、初心者でもボールを捕まえやすい打ち方になります。
ゴルフを初めたばかりであれば、まずはこちらから取り組むのがおすすめです。

④ミックス派

ボディーターンとアームローテーションの特徴を合わせどりした理論です。
代表的なのが、Tera-You-Golfのてらゆー先生や関浩太郎先生等です。
特徴は、切り返しで下半身を先行させ、インパクトで手を返します。
ゴルフスイングの完成形と言えます。
飛距離が間違いなく伸びる打ち方です。
その分、難易度も高くなります。
下半身を適切にリードさせつつ、インパクトで適切に手を返す必要があるからです。
この打ち方をマスターすれば、ゴルフが見違えると思います。

⑤共通事項

上記で様々なスイングの形を見てきました。
これらのスイングのレッスンには共通点があります。
それは何だかわかりますか?
実はこれらのゴルフのレッスンは、“型”を教えるものなのです。
つまり、ゴルフスイングを“理論的”に解説しているのです。
「そんなの当たり前だろ!」という声が聞こえてきそうですね。
そのとおりです。当たり前のことを言っています。
ですが、その一般的な常識があなたのスイング、ひいてはゴルフに対する取り組み姿勢を貶めている可能性があるのです。

⑥次回予告

最後は少し脅しのような形になってしまいましたが、どういうことかについて次回以降、インナーゴルフの考え方を取り入れながら紐解いていきたいと思います。
次回の投稿も楽しみにしていて下さい。

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コメントも大歓迎ですので奇譚なき意見をお待ちしております。
それではまた✋


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