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変化球

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2021年7月の記事一覧

投打の左右を考慮したスライダーの球速帯別変化グループのStats

横スライダー、縦スライダー、小さいスライダー、スライダーを形容する言葉はいくつかある。それぞれのスライダーの打球の失点リスク、コンタクトのさせにくさ、総合的な失点リスクについて見ていく。

スライダーを球速帯別と変化グループにグループ分けしたうえで各種Statsを算出する。グループ化の方法は球速を5km/hずつに刻み、その球速帯の平均変化量と比較した変化グループを作成する。(下記画像を参考)

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投打の左右を考慮したシンカー(ツーシーム)の球速帯別変化グループのStats

シンカー(ツーシーム)を球速帯別と変化グループにグループ分けしたうえで各種Statsを算出する。グループ化の方法は球速を5km/hずつに刻みその球速帯の平均変化量と比較した変化グループを作成する。(下記画像を参考)

これは先行研究であるデルタ・ベースボール・リポート4(水曜社:2021年)『変化量とRun Valueが示す本当に有効なボールとは? (八代 久通)』と全く同じである。

今回はそれ

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投打の左右を考慮した球種別球速帯別変化グループのRV/100

RV/100とはストライクを取る、凡打にさせたなど相手の得点を防いだ事象についてはマイナスの得点価値が、ボール球を投げる、安打を許すなど相手の得点の見込みを増やす事象についてはプラスの得点価値が与えられる指標で投手にとっては低ければ低いほど得点を防ぐことを意味する指標だ。

そのRV/100を各球種の各球速帯、各変化グループにグループ分けをした。グループ化の方法は球速は5km/hで刻み、ボール変化

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各球種の球速・変化タイプ別RV/100 と球種別各球速帯の変化量

RV/100とはストライクを取る、凡打にさせたなど相手の得点を防いだ事象についてはマイナスの得点価値がボール球を投げる、安打を許すなど相手の得点の見込みを増やす事象についてはプラスの得点価値が与えられる指標で投手にとっては低ければ低いほど得点を防ぐことを意味する指標だ。

そのRV/100を各球種の各球速帯、各変化グループにグループ分けをした。グループ化の方法は球速は5km/hで刻み、ボール変化グ

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どのカウントでどんな球種を投げるべきか

カウントごとに有効な球種とは
セイバリストであるtangotigerはカウント別の各球種のRV/100(100球あたりの得点価値)についてまとめている。

詳細は割愛するがRV(Run Value:得点価値)とは例えばボールカウントを増やす、ヒットを打たれるなど得点の見込みを増やすプレイにはプラスの値が、ストライクカウントを増やす、凡打に打ち取るなど得点の見込みを減らすプレイにはマイナスの値が記録

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各球種の投球コース別RV/100

各球種について投球コースを縦横7.5cm(約ボール1個分)ごとに刻み各コースのRV/100(100球あたりの得点増減)を算出した。
(RV/100とはストライクを取る、凡打にさせたなど相手の得点の見込みを減らす事象についてはマイナスの得点価値がボール球を投げる、安打を許すなど相手の得点の見込みを増やす事象についてはプラスの得点価値が与えられる指標で投手にとっては低ければ低いほど得点を防ぐことを意味

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