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エビ中の布教の仕方

今日、日向坂のライブとエビ中のライブを、連続で、大画面で見た。

わかりやすく楽しく可愛いのは日向坂で、一本のライブを見切ってやっと面白さがわかるのがエビ中だと感じた。

坂道はとにかく可愛い。美しい人たちが舞っているのを2時間鑑賞する、これが坂道系の楽しみ方なんだと思う。一方のスタダ系は、美しさとか可愛さはライブで最優先ではない。とにかく一生懸命に、表現することを第一優先としている。だから__エビ中の楽曲の幅が圧倒的に広いこともあるが__ライブ一本が一つの舞台のようになっていて、後半にかけて引き込まれる、熱量を帯びてくる、そういう感想になる。

こういう違いがあると、人気の差にも当然現れる。坂道のようにわかりやすく楽しく可愛い方が、間口が広いのは当たり前だ。正直なところ、エビ中が初見でわかりやすく楽しく可愛いかというと、そうではないと思う。水着という明らかに目立つ手段は取らないし、ライブの雰囲気も「きれいに揃っていて美しいでしょ」ではない。やはり、きれいにまとまっていた方が、ぱっと見で心を動かされる。

このように、エビ中の良さがわかるまでには、相対的に高いハードルがある。

では、布教するにはどのような方法が最適なんだろうか。これはエビ中を本気で推し始めてから3年間考えている課題である。これを機に少し考えてみた。

まず、坂道系の沼というのは、口の大きい半円形と考えていいのではないだろうか。言うなれば「U」のような。入りやすく、全体をスムーズに理解できる。

では今のエビ中はというと、フラスコ形なんじゃないか。

フラスコ

エビ中も昔は「U」だったと思うが、僕の認識では、ぁぃぁぃの転校あたりからこの形だ。間口が狭くて入りづらく、狭い空間をしばらく通過しないと広い部分に出ることができない。つまり全体を理解するまでにも時間がかかる。

この狭い空間を通り抜ける手助けを、我々ファミリーが如何にするかが、エビ中布教の鍵なのではないか。

エビ中を好きになってもらうには、とにかくライブを見てもらわないと始まらない。Youtubeで公式が上げているライブ動画を継続的に見てもらいつつ、一曲一曲の背景を説明する。この地道さが必要だと感じる。

今回、日向坂とエビ中のライブを連続して見るという貴重な機会があったので、これを書いてみた。だいたい、見ながら感じたことを言葉にしたつもりである。誰か身近で、ファミリーになってくれる人がいないかなあ、と願うばかりだ。
もし、エビ中の布教についていい方法があれば、教えてください。


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