見出し画像

脱!オンラインイベント!

花粉症、おさまりました。一年で最も快適な季節到来です。枚方コワーキングHOOP!管理人中岡ごうです。今日は、コミュニケーションについてお話しします。

コロナで大きく変化したワークスタイル


コロナによって、生活だけでなくワークスタイルも大きく変化しました。特に進んだのはリモートワーク。オンラインでの会議・商談などコミュニケーションの手段としては珍しいものではなくなりました。

学校の授業なんかもZOOMで実施。先日、ある大学の学生さんの面接の際、「一度もオフラインで会った事のない友達と卒業旅行に行く」と聞き驚きました。

オンラインコミュニケーションの利便性を知ってしまった僕達はもう、コロナ前のワークスタイルには戻れないですね。

コミュニケーションに機能性を求めた結果


急速にZOOM会議などが進んだ当初、ZOOM飲みなどが流行りました。が、みんな気付くのです。「味気ない」ことに。僕もその一人です。

Web会議ツールは、対話する機能としては十分に満たしているのですが、他者を知る事、感じる事においては、その機能を果たせないのです。オフラインのコミュニケーションの大切さを、コロナによって気付かされるのでした。

僕も一回目のZOOM飲み会では、「お!意外とZOOMで盛り上がるやん!」など言いましたが、よくよく考えるとその時の飲み会のことは全く憶えていません。はるか昔の飲み会で話したこと参加した人たちの顔は憶えているのに、です。

信頼関係は、どのようにして築かれるのか


同じ空間にいて、同じものを見聞きして、同じものを食べることで、人間は信頼関係を築くことができるそうです。

京大総長で人類学者の山際先生が言ってましたが、「自分の五感は自分のものであって、自分以外の他人には共有できません。しかし脳は、自分の五感に共感できる人に対して “自分と同じ” と考えられるような構造になっている」とのことです。

なので、共感することが多ければ多いほど、信頼関係は強固になっていくわけです。

五感で重ならないと関係構築が難しい


オンラインコミュニケーションでは、言語としての情報共有はできますが、同じ空間にいるわけではなく、見ているもの、感じていることが異なるため、五感で重なる部分が少なくなります。つまり、関係構築の難易度が高くなるというわけです。

僕はコロナ時代に入ってから、面白そうな人を見つけてはDMをお送りし、毎週ZOOMでお話ししていました。(突然DMを送りつけたにも関わらず、応じてくださったみなさんに感謝です)おそらく、100人以上の方々と出会えたと思います。

ただ、疎遠になってしまったり、お話しの内容を記憶していなかったり(失礼ですみません)関係構築の難しさをまざまざと感じました。その理由はやはり、五感で重なる部分が少なかったからだと認識しています。

五感が重なり合う場所にしたい


五感で重なる部分を増やすことが信頼関係を構築していくことに繋がるとわかりました。なのでHOOP!では、基本的にオンラインイベントはやりません。イベントを行う際は、京阪枚方市駅もしくは枚方公園駅で降り、トコトコと6〜8分ほど歴史街道を歩いていただき、塩熊ビル2階までお越しください。(歩くのは健康にも良いですし、みんなに歴史街道を歩いてほしいのです。

決して便利で手軽ではないコワーキングですが、敢えてそうすることで会員さん同士の五感が重なり合う場を増やせると考えています。そして、人と人との信頼関係を構築し、その摩擦熱から生まれる何かをみんなで楽しみたいのです。

同じ空間で、同じものを見聞きし、同じ釜の飯を食う。それがHOOP!なのでそんな想いに共感いただける方はぜひお越しください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?