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人形さんができるまで~ロボちゃん制作日誌まとめ~8.塗装編

※この記事は未購入で全文お読み頂けます。

こんにちは。バライタです。
では、昨日の続きです。

アメブロ『義家族製造~作品制作記録~』にて、
2014年10月から作品制作日誌を付けておりました、
「ロボちゃん」の制作日誌をまとめていきます。
当時の写真と当時の文章に現在の目が肥えたであろう私の
まとめ・反省・ツッコミを入れていきます。
みなさんの隠れた物作り精神が刺激できれば幸いです。

※コメント頭に 2022年/ と付いているものは、
2022年の私が書き込んだものです。

あらすじ

モデペとジェッソで造形だぁ!
ちょっと表面を整えて…
念願の塗装だ!^^

ウキウキ気分で塗った塗装が乾かない

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2014-12-23

不治の病「ウズウズ待てない病」が発病し、
塗装が乾いていないのに保護塗料を塗り始めてしまいました。
バライタです。

この病は大事なときに出てくるので大変です。
「どうせ乾かすなら一緒だよね!」という意味不明な
自己解理論を展開してしまいました。

初登場かと思います。
イデナパティナのフィニッシュなるものです。
これを...ちょちょっと塗っていきます。

色は透明ですが乳白色ですね。
ダマにならないように~...
全てのパーツ塗りました。
いやー...はやく乾かないかなぁ~

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頭の蓋の閉め方

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2014-12-29
思えば遠くへ来たものだ。
↑この言葉がなんか好きです。
曲の一節だったかな?バライタです。
振り返りたくなるほど人生も歩んではおらんのですよ。
さて、この間塗装した人形が乾きましたよ。
コーティング剤塗ったら案外早く乾きましたよ。
...もっとはやく塗ればよかったよ。

全体像はこちら。

全長25cmほどになる予定。

全体を改めて見てみると、
通常の皮膚の部分も塗装が甘く下地の青が
強めに見えてしまっている箇所がありました。
それは仄かに見える程度でいいのになぁ~。
塗り直します。

顔アップ。
顎の境目が塗装が甘い部分があります。
ここはあとで細い筆で塗り直します。

後頭部、蓋なし

頭の中もジェッソ100%で塗って保護します。
頭はメンテナンス用に開け閉め出来るようにします。
ジェッソで保護↓
木工用ボンドで固定→外すときは水を少量湿らせて蓋を取り外す。

こんな感じになります。
彼?彼女?は写真の被写体になってもらいたいので
末永く仲良くしたいので他の人と比べてメンテのことは
リメイクの始めに考えていました。

後頭部、蓋アリ

蓋を閉じるとこんな感じです。
蓋と頭が接する部分はダメージをよく受けるかと思ったので、
金属部分に似せた色をアクリル絵具で塗っていきます。

足アップです。

受けや球体は常に負荷がかかるのでアクリル絵具で塗り直します。

ターナーアクリルガッシュ アンティークゴールド

金属塗料に近いアクリル絵具を探してきました。
ターナーアクリルガッシュ アンティークゴールドです。
元の塗料はブロンズでしたが、色を見比べてみると、
上記の絵の具の色で良さそうです。
リキテックスでも色がありますが同じような色の絵の具がありましたが、
ターナーのアクリルガッシュをよく使うので揃えてみました。
他のメーカーの塗料と混ぜてみても問題ないかと思いますが、
念のため揃えます。
粘土みたいに種類が違うと食い付きが違う!
なんてことがないか心配です。

最終修正用と眉毛まつげ描く用を兼ねて、3/0号の筆を買いました。

インターロン 1026 3/0号

凄い毛が短くてちっちゃくてびっくりしました。
ホントに毛ある?!って。

メーカーは、インターロンでなんと、形状記憶!
筆で形状記憶なんて初めて聞きました。
良いものを教えて頂きました。

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2022年/
本当は、塗装が完全に乾いてからフィニッシャーを塗ったほうが
良いんですけども、今回はせっかちが良いほうに出ましたね。

塗料の色見本

塗料の色見本を作りました。
当時はこれを持参して塗料探しをしていました。

インターロンの筆は細かい作業に大活躍です。
当時、画材屋さんで働いていたので
身の回りにいろんな画材があって楽しかったですよ。
画材のことに詳しくなるし、
お客様に画材の説明をしたりするので、
コミュニケーション能力も上がります。
このインターロンの筆も職場の先輩におススメされて購入した筆です。

ちなみに、画材店で働くきっかけは、
我が素敵なクオリティチェッカーから、技術がないならまずは
画材の知識を身に着けてみては?とアドバイスされたからです。
なるほどね!ということで、夜中の2時にハロワの検索で画材店の
求人を発見し、翌日にはバイクを飛ばしてハロワにすっ飛んでいきました。

いやぁ~、ナイスアドバイスでしたね。
画材の商品知識も得られましたが、画材同士の相性だったり
感覚的な扱い方などの、暗黙知的な知識が得られたのは予想外でした。

モノ作りをされる方は画材店や手芸屋さんで働くことをおススメします。
生活維持を横に置いといて言えば、
個人的にはパートかアルバイトがおススメ。
正社員になると、画材の勉強以外にも売り上げとか人間関係とか
やらないといけないことが増えちゃうので^^
勉強に身が入らなくなります。
実際働く場合は、社割があるかどうかも要チェックですよ!

今日はおしゃべりしすぎてもうこんな文字数(2000文字)に
なってしまいました!

さて次回は、『人形さんができるまで~ロボちゃん制作日誌まとめ~9.修正・中身編』でお会いしましょう!

ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました!

※ご購入後に読める範囲にはちょっとしたご挨拶と近況を書きました。
※ご購入頂かなくても全文しっかり読めます。
※それでも良いよ!という方はご支援のほど、よろしくお願い致します。

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