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第一種放射線取扱主任者 勉強法  「勉強方法」

 この記事は主任者の勉強をして資格を獲得するにあたって「どのような・
どのように」勉強をする
べきなのか、を僕の経験から思ったことを書いていきたいと思います。

1.主任者の勉強をするにあたって・・・

 第一種放射線取扱主任者の科目は令和元年度の試験より物化生がそれぞれ物理、化学、生物に合併され、
「物理、化学、生物、法令、実務(旧管理計測)」の五科目となりました。
 しかし、勉強する内容は依然と大して変わりません。ただ、物化生は理論の理解と応用力があれば答えに確信が持てなくてもおおよその自信を持った状態で解答をすることが可能です。
 この変化は第一種放射線取扱主任者の合格条件「全科目で5割以上、合計得点で6割以上の得点を獲得する」にあたって有利になるものであると確信しています。

2.問題を‘‘解く‘‘ために合理的な勉強

 物理や化学など前半30問は計算問題や知識問題であるため、解き方や知識が分かっていないと解くのが難しく、解けても時間がかかってしまいます。
しかし、後半の多肢択一式の長文問題は一部を知らなくても理解で解くことが比較的簡単です。ここを逃す手はありません。
 そのため、勉強するにあたっては知識を蓄えていくことはもちろんですが、加えて出会った問題を理解して答えを推察するという訓練をしっかり行ってほしいと思います。

3.知っておきたい知識とは

 当然ですが、知識が多いほど点数は高くなります。(当然ですよね笑)
言ってしまえば、全部わかっていればいいのですがそんなのは無理ですし明らかに効率が悪いです。そのため、勉強を始めるうえでは問題を解くうえで必要な公式を覚え、公式を知ったうえで問題を解いて周辺の知識とともに解き方を覚えていきましょう。
 公式を使う問題(計算問題)ではそれでいいのですが、単純な知識問題ではそうはいきません。
 法令、実務に関してやこれらについては今後別の記事でまとめていきます。

4.‘‘理解‘‘して解くのに必要な知識

 物事を理解するのには、あらかじめそれに関する知識と理解力が必要です。理解力は練習で鍛えていきましょう。
しかし、問題の流れで推測して解くにもある程度の知識は必要です。
 長文問題を解くうえで最低限必要な知識は多岐にわたりますが、大切なのは一つの流れとして知識を持つことです。わからないものが出てきても選択肢からあり得ない選択肢は少なくとも省くことが可能であるうえ、似通ったものがあることに気づくことができるはずです。
 さらに最終的には一見関係のない知識から考えてみることができるようになるといいなと思います。

5.何を使って勉強するか?

 これに関しては他に調べことがあったら大体の人が
「放射線概論‼マスターノート‼問題集‼過去問‼」といっているのが分かるのですが正直言ってそれ以外にないです。
でも、僕自身の主張としては過去問を主に解くこと+α概論でいいのでは?と思っています。
 ただ、そもそも化学や生物などの高校程度の知識はないと問題を解くのに支障が出ます。放射線についての知識がない状態で過去問を解いても何もわからないし何が分からないかもわからない状態になりかねないです。
そのため、前提知識がないなら何か一つテキストをやってみるのも一つの手だと思います。

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6.まとめ

 今回の記事では勉強をする上で覚えておいてほしいこと、方針をお伝えしました。
勉強する順番としては
必要であれば・・・放射線の知識を得る(高校程度の基礎科目の知識を復習)
過去問(最低5年以上)を解く→復習(必要に応じて概論使用)  のみです。
 以降の記事では概論について記載していこうと思います。

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