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第一種放射線取扱主任者 勉強法  「そもそも何のために取るの?」

 この記事では第一種放射線取扱主任者の受験を考えている人、必要性を考えている人の役に立つ情報を提供します!!
勉強のモチベーションとなる情報、基本的な情報を紹介していきます。

・第一種放射線取扱主任者・・・

 この単語を聞いたことがある人は放射線が何らかの形で仕事に関係してくる人やその学生、資格を趣味でいろいろかじっている人(マイナーな資格なので少ないとは思いますが)かなと思います。
聞いたことがあってもどんな資格で、何を目的としているかご存じでしょうか?

・第一種放射線取扱主任者の意義

 第一種放射線取扱主任者は平たく言うと放射線を使用する現場で正しく安全に使用するための環境作り、またその状態の維持を行う立場で安全を保持するための意見役です。
また、雇う側としては使用する放射線源によって資格を持っている主任者を選任しなければいけないことになっています。

・第一種放射線取扱主任者の利点

 この資格を取得することでどんな利益があるでしょうか?
‣学生・・・
・就職活動をするときに書類選考で落とされにくい
国家試験の勉強をするときに基礎的な知識が入っている。
‣社会人・・・
・管理する立場の役職につくことが可能
・自身の評価、査定が上がる
・職場によっては資格手当が出る
X線作業主任者、ガンマ線透過写真撮影作業主任者の免許が得られる。
・作業環境測定士の受験科目が実務経験がある場合に一部免除になる。

 しかし、実際に現場で主任者に選任者になるのは事業所の規模に応じて人数が異なり人数が足りていないということは少ないので実用性はあまり高くなく、転職に優位になるということもあまりありません。

・第一種放射線取扱主任者の受験

 試験は科目が一日目に法律、実務(旧管理測定)、物理学
二日目に化学、生物
を行います。
 試験の合格率は約20%となっておりある程度の勉強は必要な資格となっています。ちなみに第二種放射線取扱主任者の試験範囲では非密封RIがないのに対し第一種では含まれるため勉強する範囲は第二種から跳ね上がりますが
有用性から考えても第一種放射線取扱主任者をお勧めします。
 試験日は8月の下旬、申し込みは5月の中旬からとなっているので
忘れないようにしましょう!!

原子力安全技術センター(ここから確認できます!)

・まとめ

 第一種放射線取扱主任者の概要をつらつらと書いてきましたが要は主任者をとるのは少し大変だけどメリットはたくさんあるしとらない理由がない
ということです。
これからの記事では勉強法や各科目の要点を書いていきたいと思います。


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