Kevin Ayers -偏愛アーティスト2-
ケヴィン・エアーズというアーティストがいます。いました。
知らない方は、Wikipedia等で調べていただくとして・・・・・・個人的な思い出話をFacebookのテキストで以前発表しておりますので、よろしければそちらもご一読を
ぼくとケヴィンと酒蔵で (その他ぼくとケヴィンの40年)
http://on.fb.me/1vZmaTU
まあ、そんなこんなで10代の頃から偏愛していたアーティストの1人なのですが、彼は2013年2月18日に永眠してしまいました。
その知らせを聞いた直後、呆然としつつも、何かケヴィンへの感謝的な気持ちを表したいと自宅のダイニングキッチンで1人弾き語ってみたのがこれ、髪ボサボサだし目に精気が無いし、ひどいものですが、これがあの時の精一杯。
そして、その翌月、阿佐ヶ谷Yellow VisionでのLIVEで、不思議軍のルイス稲毛と2人、急遽やったのがこの曲「City Waltz」
ルイスもケヴィンの事が大好きで、ぼくとルイスを結びつけたのもケヴィンの音楽(上記「ぼくとケヴィンと酒蔵で」参照)ということで、2人ともまだ、複雑な気持ちを引きずったままのライヴではありますが、なんとなくこのLIVEで少し心が浄化されたような気持ちになりました。
今でも、この時の2人だけでの演奏を見ると、ちょっと涙が出てしまう事があります。
この時の2人の気持ちが、表情と演奏に全て表れているように感じるから。
さらにこの少し後には、ケヴィンとの思い出の地、滋賀県近江八幡のサケデリックスペース 酒游舘で開催されたKevin Ayers Memorial Concertにルイスと共に出演するという慌しい展開。
東京からは、不思議なバレッツで活動を共にしていたえみちょ。、ルイス稲毛バンドのヴォーカルSimo-yangも参加。
イギリスから来日中のYumi Haraさん、他豪華なメンバーで開催されました。
元Caravanのメンバーでケヴィンとは10代の頃から親交のあるデイヴ・シンクレアさんも出演。ケヴィンに捧げる演奏は、本当に心温まるもので、じんわりとぼくの心も癒してくれました。
さらに、このMemorial Concertを東京でもやって欲しいという声に応えて、6月に渋谷のLa.mamaで開催する事になりました。
この時は、ぼくがフライヤーを作ったり段取りを進めたりという役割を担当しました。
(その時のフライヤー)
この時にも、デイヴさんは、ケヴィンとの貴重な思い出話などを聞かせてくれました。
(デイヴさんは自ら編集してくれたケヴィンの貴重な画像のスライドショーをバックにトーク&演奏)
そして、このコンサートでの不思議軍(+ゲスト)の演奏を3曲
ラストにデイヴさん、ユミさん、吉田達也さん、他出演者でのセッション
ケヴィンが亡くなってから、ほんの数ヶ月の間にバタバタと色々な事があり、色々な場でケヴィンの音楽を演奏し、ケヴィンの思い出に触れる事が出来ました。
ずっと好きでいつづけるとこういう奇跡のような時間が訪れるものなのですね。
この日々は、ぼくが今後音楽を続けていく上での糧となるでしょう。
改めてケヴィンに感謝を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?