社畜から脱出するためにやったこと
こんにちは、こんばんは!まること申します。元ブルーカラー職の会社員で今は個人事業主という立場で個人制作ゲームクリエイターとして活動しております。
今回は僕が会社員時代に、いわゆる「社畜」として働いていた時に、社畜から抜け出すためにやったことを書いていきたいと思います。少しでも参考になると思ってもらえれば幸いです。
僕は社畜から脱出して今は個人制作のゲームクリエイターとして活動していますが、それはあくまでオマケ。社畜から脱出する活動をしていたら、たまたまその先に個人制作のゲームクリエイターとしての生活が待っていた、という感じです。なので、その部分は置いておいて、とりあえず社畜から抜け出すためにやった事、この部分について書いていきます。
なお、「社畜から脱出って、その会社辞めて別のまともな会社へ転職すればいいんじゃないの?」と思われた方もいると思います。もちろんそれもひとつの選択肢です。まあ、それならわざわざ記事にするほどの事でもありません。しかし、転職しようが雇われて働く以上、そこでまた社畜になる可能性があります。ならば、もはや雇われて働く必要のない状態を作る必要があると思いました。なのでもう雇われとして働かないという前提のもと行動しました。
では、まず僕が社畜時代に何を考え行動したかを書いていきます。
・会社を辞められない理由を書き出す
・「会社を辞められない理由」に対する解決策を考え実行する
・知識を蓄える
・会社を辞める日を決める
・辞める日から逆算して準備をする
・会社側にとって不利な証拠を確保しておく
・会社で味わった屈辱を記録しておく
おおよそ、こんなところです。ではひとつずつ見ていきましょう。
え!まじで!?ひとつずつ見んの!?はいそうです。全部重要であります!
会社を辞められない理由を書き出す
そもそもイヤな会社なら辞めてしまえばいいわけです。それがなぜできなかったのか?僕の場合は金銭的な問題が大きかったからです。辞めたら生活していけないから。むしろ大半の人がそうかも?少ないとはいえ毎月給料という形で金が貰えるので、とりあえずしがみつけば生活は保証されますからね。
「会社を辞められない理由」に対する解決策を考え実行する
会社を辞められない理由が「生活のため」。では、給料がなくなると生活できなくなるから辞められない事に対する解決策について、僕は何を考えたか?
要は生活費を会社の給料に依存しているからダメなわけですね。会社に生殺与奪権を握らせている状態。そりゃあ、会社側も強気で来ますよね。ならば、会社の給料に依存せずとも「生活が成り立つ仕組みを作ればいいのでは?」と思ったわけです。
そこで僕は会社の給料以外に入ってくる収入源を確保しようと思いました。具体的には?まあ、色々考えました。副業をしようとか、不動産の収益物件を買うとか、株式をやるとか。未だに手を出していないけど仮想通貨とか。ありとあらゆる方向にアンテナを張って何か無いかな~って探しまくりました。怪しい情報商材や投資詐欺にもひっかかりそうになりながら・・・。そしてあるものを見つけ、しっかり吟味して、これならイケる!と思った事を実際にやって、会社以外からの収入源を確保しました。
知識を蓄える
そもそも社畜になってしまった原因は自分にもアリ。知識が無いから良いように使われてしまう。ならば知識をつけよう、と。僕の場合、社長と何度かモメた時に労働法の知識は必要だと感じ労働法を勉強しました。会社員なら労働基準法、労働契約法は勉強しておいて損はないと思いました。
他にも、会社以外からの収入源を確保しようと思ってアレコレやっていた時に、お金の知識は必要だと感じ、3級ファイナンシャルプランニング技能士試験を受験し合格しその3か月後、2級に合格しました。これに合格したからお金のプロになるというわけではないけど、お金のプロは持っている資格なので自分も持っておいて損はないと思いました。
辞めるときは会社を訴えようとしましたが、そう思えたのも知識があっての事なので、知識は武器にも防具にもなると感じました。
会社を辞める日を決める
会社以外からの収入を得る仕組みを作りましたが、それだけではまだ生活していくには足りませんでした。ソレで生活費を賄うにはまだ時間がかかるな~と。
しかしだからといってダラダラ続けるつもりはなく、自分の中で会社を辞める日を決めました。この日までには絶対辞めてやるぞ、と。
辞める日から逆算して準備をする
辞める日を決めたら辞めるための準備を始めました。辞めた後は、会社以外の収入だけで生活するのに十分な収入がある必要がありました。そうなるために色々考えたり計算したり、あーでもないこーでもない・・・ってやってましたね。
会社からの給料以外の収入が作れたとはいえ、それでもまだ毎月1万円とか2万円とかなので、それだけで生活するのは難しい。とりあえず最低ラインとして、辞める時には額面でいいから毎月20万円の収入になっているように・・・そのためには毎月どれくらいのペースでソレの育成を頑張る必要があるのかを計算し実行していきました。
会社側にとって不利な証拠を確保しておく
これについてはオマケ程度にサラっと書いておきますが、日常的にサービス残業を強いられていたので、実際に働いていた時間を記録していました。メモでもいいらしいけど、僕は帰宅する前は毎日スマホのカメラで自分が会社内にいる写真を撮りました。単純に何月何日に撮ったかさえわかれば、その時まだ会社にいたことがわかりますから。設定によっては位置情報も残せるので、しっかり記録しておきたい人はそういう設定もONにするといいかも?
また、写真を撮っておくことよりは証拠としては弱いかもしれませんが、同居している家族がいる場合は帰宅前にメールやLINE等で「今会社にいます。これから帰ります。」という文を送っておくのも一つの手だと思います。
他には、例えば上司から日常的にパワハラを受けているならボイスレコーダーや隠しカメラで撮っておくのもアリです。僕はボイスレコーダーで記録していました。もし裁判になった時に重要な証拠となりますからね!
まあ、これらを用意していたおかげで自分にとって有利に会社を辞めることができたので、結果論だけどやっておいて良かったです。
会社で味わった屈辱を記録しておく
これは会社側にとって不利な証拠を確保しておくと被る部分もありますが、証拠というよりは日記みたいなイメージです。
例えば『朝礼時、みんなの前で社長にうんたらかんたらで怒鳴られた。コーコー言い返したら「お前頭おかしいんじゃねえの?」と言われた。その言葉、絶対忘れねえからな。裁判になった時はリボンでもつけてそのまま返してやる』とか。
こういうのを何ページにも渡って書いていきました。完全にチラシの裏に書いとけってレベルですが、今でもしっかり保管してます。これは社畜から解放された今でもたまに読み返してます。もう二度と社畜に戻らぬために。あの辛い日々を「思い返せばそんなに悪くなかったなぁ」と良い思い出に書き換えない為に。
まとめ
結局のところは、このまま社畜で終わる人生はイヤだ!と思い立って、そこから抜け出す行動をとれるかどうかが全てだと言えます。もっとも社畜というのは自分が社畜であることを自覚することが無いから社畜なのかもしれません。
ということは社畜だと自覚した時点で、それはもはや社畜ではないとも言えるので、僕がひたすら自分は社畜だった!!社畜だったんだー!!と連呼しても、いや違うだろこのファッション社畜がー!って言われちゃう・・・?
こまけぇこたぁいいんだよ(AA
今回は負の感情を包み隠さず書いていきました。読んでいる側も決して気持ちの良い内容ではなかったかもしれません。なにせ会社員時代は日常的に負の感情を撒き散らしていたので、会社員時代の事を書く=負の感情のオンパレードになってしまいます!
しかし、だからこそ負の感情から「社畜から脱出したい」という気持ちになり、それが原動力になっていました。仮に居心地の良い会社でそれなりの待遇で働けていたら、自由に活動している今の自分は無かったと思います。それはそれで皮肉ですなぁ。
まあ、人生いろいろです!
では唐突に閉幕!!
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