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パルプ小説集

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私の書いたパルプ小説作品をまとめて置くマガジンです。 ©Photo by Sofia Sforza on Unsplash
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#伝奇

犬と狼の間 -Entre chien et loup-

 一閃。  歳三の放った斬撃は、夕暮れの光を反射し、文字通り一条の線となった。閃光は、相対する魔獣を両断する。  渾身の一撃。一瞬の後、魔獣は夥しい量の血を撒き散らしながら、どうと崩れ落ちた。絶命。  歳三は、血振りをしてから、滑らかな動作で刀を鞘へと納めた。  静かだった。  三条小橋は黄昏時。本来ならば、町人たちが道を行き交っていてもおかしくはない時間帯だ。しかし、今は人っ子一人姿を見せない。  足音がした。  歳三が、そちらを見る。路地裏から、ひとりの青年が姿を現し

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