ひるおび、サンモニ…TBS情報の落日

「ひるおび!」のMCを務める八代弁護士が共産党について「まだ暴力的な革命というのを党の要綱として廃止していない」と発言したことで、TBSが揺れている。キューピーをはじめとする大手スポンサーが、相次いでCM差し替えを要求する異例の事態になっており、今も動揺は収まっていない模様だ。TBSは一般的には「左翼的」とされているが、「ひるおび!」では、スシローこと田崎氏などもお抱えコメンテーターとして度々、政権を擁護するような発言を繰り返しており、個人的には、「何がしたいのか」と首をかしげざるをえない番組内容ではあったが・・・一つ言えるのは、とにかく情報番組というのは時代の遺物であって、専門家でもなんでもない連中が、井戸端会議よろしく口から出まかせを宣う番組は、YouTubeと同等かそれ以下であるということ。はっきり言って時代はワイドショーなんて必要としてないし、ワイドショーは現在の愚の骨頂でしかないのだから。その中でも、「ひるおび!」や「サンデーモーニング」で特にTBSの情報番組で炎上が続いているのは、偶然とも言えないだろう。それはTBS情報局が、時代に30年程、遅れをとっているということだ。舵取りがあまりにジジイなのと、ネタ選びが新聞に偏りすぎているのだろう。OA対応は別として、「ラヴィット」を見ていると、番組づくりそのものは、制作局に任せた方がまだマシという印象だ。(数字は壊滅的だが)オウム事件を起こしたことで知られるTBS情報局だが、上層部を一掃しない限り、そのダメさ加減は変わらないだろう。

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