拝啓 飲食店従事者の同志の皆さんへ 新卒1年目が出しゃばります。

飲食店従事者の皆さん、こんばんは。

いかがお過ごしでしょうか。

先日、国から自粛要請が5/31まで延期が発表されましたね。
営業を自粛しているお店、時間を限っているお店、生きるためには開けなくてはいけないお店、いろんな手段を取られているかと思いますが、平時でないことだけは確かだと思います。

本当につらい状況ではないかと思います。
私の勤め先のBarも、現在休業しております。

しかし、今がチャンスです。

普段あまり日の当たらない飲食店に毎日のように取材が行っています。
注目してもらえています。
この機会に、お店をやりたいと思ったときの情熱を、
どれだけ苦しい思いをして、それでもお店を持っていたいのか
思い切って、綴ってみませんか。

なぜなら、私が前回書いた記事に、同じ飲食店従事者として感銘を受けましたとわざわざFBからご連絡してくださった方がいたからです。
私はその方の言葉が嬉しく、
同時に一緒に飲食業界を盛り上げていきたいと、とても勇気をもらうことが出来ました。皆様にも是非、同じ体験をしていただきたいのです。

私はインフルエンサーでも何でもないただの飲食店新卒1年目のペーペーです。
大学も全然違うことをやっていたので自分の会社以外の飲食の友達もいません。笑
もしかしたら誰にも伝わらないかもしれません
でも、もし何かのルートで、誰かに届くかもしれません。

そして、1人じゃないんだな、みんな戦ってるんだな
そう1人でも多くの耐え忍んでいる飲食店従事者の希望になれたら嬉しいです。

貴方のお店は、どんな思い出が詰まったお店ですか。

どんな気持ちで入口にたち、どの席で面接しましたか
遅くまで残って、どんなことに苦しみましたか
どんな先輩に、どんな言葉で叱られましたか
硬い椅子で仲間がいたずらそうにつくる作るまかないはどんなでしたか
覚えるのに四苦八苦した専門用語は、どんなでしたか
そしてなぜ、貴方は飲食を続けるのでしょうか。

教えてください。

貴方だけじゃない。
貴方のお店を、思い出の1ページにしている人がいるはずです。

部活帰りにいつも寄っていた店。
深夜疲れた体を受け止め、に大好きものをお腹いっぱい詰め込ませてくれた店。
肩のぶつかり合う席で浴びるほど飲んで談笑した店
コーヒー1杯で頑張る私を受け止めてくれた店
初めてのデートを楽しく彩ってくれた店
疲れた私を吸い込んで優しい明りと気さくなおしゃべりで癒してくれた店
大事な人に楽しんでほしくて緊張しながら横文字を読んだ店
畳の香が心地よくゆっくり悩みを聞いてもらえた店

だからどうか、負けないで。

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