バタールに挑戦

前回の教訓を生かして、今回もフランスパンです。小さいの一本だとすぐ食べてしまうので、なんとか2本焼けないかと思案しましたところ、バタールくらいなら行けるかなと。

前回はドライイーストでしたが、なかったので元種で作りました。

ドライイーストだと、発酵が早いのですが、元種だと、ゆっくりゆっくりですので、オーバナイトしました。

材料は

強力粉(春よ恋)・・・260g　薄力粉・・・78g
水・・・235g　モルト・・・1g　元種・・・80g
塩・・・8g
加水率・・・約70％

今回は、薄力粉と強力粉の割合を3対7にしました。準強力粉の代用として薄力粉と強力粉を混ぜて使いますが、普通は2対8らしいです。サクッとした軽い感じがいいなと思いまして。

1.塩以外を全て混ぜたら30分間オーリーズ
2.塩を入れてよく染み込ませたら、3分程捏ねる　
3.ボウルに戻して30分間ベンチ
4.1回目のパンチ
5.更に30分間ベンチ
6.2回目のパンチ
7.一時発酵、約1時間
8.冷蔵庫でオーバーナイト

9.冷蔵庫から出したら、30分程常温で放置
10.台に移したら、平たく伸ばして、外側を張るように丸める。
11.15分間ベンチ
12.2分割して成形後、2次発酵
13.焼成

そして、やっと焼き上がったのがこちら

深海で発見されたものです

あーっ、もう、なんでかなー！
何でこうなっちゃうかなー？

やはり、ちゃんとしたクープナイフが必要です。
包丁じゃねー

しかし、中は今世紀最大の気泡ができてまして、これはいい感じであります。

おしゃれな斜め切り

クラムは、水分も適度に残ってて美味しかったです。

薄力粉を増やした影響はさほどでもなかったような。ただ、オーバーナイトだと甘みが出ますね。これが小麦の甘さなのかしら？

スチーム機能のないオーブンなので、フランスパンなどのハード系は難しいですが、最近は「びしょびしょの濡れ布巾」を一緒に入れて焼いていますｗ

生地に直接霧吹きするよりいい感じかなと思っています。
あ、濡れ布巾は10分くらいで、取り出してますのでご安心ください。

もっといいオーブン、欲しいな～