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書いていいんだと思った|15分考えて書くやつ14日目

14日目/3時間30分目

自分が書く文章に自信がない。
仕事として書かせてもらうこともあるのに、こんなことを言うと失礼なのかもしれないけど、本当に自信がない。いや、なかった。

書く仕事をしようと思ったきっかけも、文章を書くのが苦手だし、好きじゃなかったからだ。
想いや考えを伝える、表現するために、文章を書けるようになりたいと思って、強制的に書かないといけない状態を作るために書く仕事をするようになった。

書けるようになってきたなという実感はあった。ただそれが良い文章なのかどうかの判断ができなかった。
友達にはたまに「良い文章だね」とか言われたりしたけど、友達だからだと思っていた。

「.doto」という道東のアンオフィシャルなガイドブックで道東の外遊びを紹介するページを書かせてもらった。

冬山でのちょっとワイルドな山歩きの体験記事だ。
尊敬する中西拓郎くんからの依頼だし、ずっと会いたいと思っていたアウトドアガイドのぶんちゃんこと國分さんとの記事。
しかもデザインを担当してくれるのがずっとインスタで見てたあのメイメイさんだ。

めちゃくちゃ気合が入ったし、これは本当に全力出し切らないといけないと思って自分の中から言葉を絞り出すように書いた。

やりきったなと思った。

そのガイドブックが先日発売され、多くの人の手に渡り、「 #dotdotoを読んで 」というハッシュタグと共にたくさんの感想がSNSのタイムラインに流れた。

その中で、「THE DAY」という僕が担当した記事について触れてくれている感想がいくつかあった。

嬉しくて、本当に嬉しくて涙が出た。

嬉しくて泣くほどの仕事をしたのは初めてかも知れない。

そして、嬉しさと同時に「書いていいんだ」と思った。

本当に見ず知らずの誰かが、僕のことを知らず、たまたま手に取ったガイドブックで読んだ5ページ記事の感想を書いてくれた。

「好きなページ」と言ってくれる人もいた。

許された気がした。

書いてよかったって心から思えました。
本当にありがとうございます。

書こう。
この15分考えてかくやつも、最近サボりがちだけど、ちゃんと書こう。

書いていいんだ。

でも明日からしばらくお出かけなのでまた書けない日々が来るな…
なんて言い訳もしとく…

コーヒー1杯分くらいのサポートを頂ければ 夜寝る前と朝起きたときに感謝の祈りを捧げます。