イソップ童話を思い出した話
19歳のときに本屋で雑誌を20分立ち読みしたら筋肉痛になって自分のフィジカルに絶望したことがある前川です。
今日は日本政策金融公庫に面談に行ってまいりました。
一体何が起きるやらとソワソワして行ったのですが20分で終わった上に飴ちゃんもらいました。うれしい。
コロナと通常融資と、両面で相談に行ったのですが一括でどちらがいいか判断してもらえるらしく、
また「コロナで減収証明した事業」と「別の事業」をこれから展開していくとしても、コロナ対策のための多角化であれば全体的に対象としてもらえるようです。
(正確なことはケースによると思うので窓口に行ったほうがいいですが)
ピンチはチャンスとよく言いますが、状況で苦戦することも多ければ、状況を理由に後ろ盾を得られるようなこともあるので、引き続きがんばります。
さて先日なにかの拍子で「ガチョウと黄金の卵」の話をふと思い出したのですが、みなさんこの話ご存知でしょうか?
イソップ童話とかイソップ寓話、イソップ物語とか言われるものです。
(某漫画のせいでイソップよりウソップの方が自然になってしまい
イソップって誤字かなと思ってググってしまいましたがイソップで正解でしたというどうでもいいエピソードを沿えておきます)
そして「ガチョウと黄金の卵」と言えば、
「7つの習慣」の中にも出てくるお話です。
貧乏な農夫が自分の農場に、1日1つ金の卵を産んでいるガチョウがいることに気づく。
農夫はその金の卵を市場で売り、徐々に金持ちになっていく。
ある日「もっと一気に稼ぎたい!」と考えた農夫は、ガチョウの腹を開ければ金の卵がいっぱい詰まっているのでは?という仮説にたどり着く。
結果、開けた腹には金の卵はなく、欲張った農夫は金の卵どころか、それを産むガチョウも失ってしまった。
ガチョウ死亡…!
欲をかいた結果、富どころかその富を生み出す資源も自分で潰してしまったというお話です。
わかりやすい物語になっていますが、私達も日々気をつけねばな教訓が正に込められています。
イソップ童話には他にもかなりのお話がありまして、
アリとキリギリス
うさぎとカメ
北風と太陽
すっぱいブドウ
ねずみの恩返し
ねずみの相談
狐と鶴のごちそう
などなどなど。
きもち、ネズミとキツネ多め。
知ってるお話だけでもかなりあり、
「なんでこんなに知ってるんだろう」ということと
「それでも知らない話もまだあるな」ということに気づきます。
「なんで知ってるか」については子ども時代に祖母に本をよく与えられていたから、というのがきっと大きいです。
当時は単純に物語として読んでいましたが、大人になって思い返すと、実は深い。
この深い教訓を、子どもが読めるくらいわかりやすく簡単に物語に出来ているところがすごいわけです。
また、日本の物語でもないのに広く認知され、ある程度社会人になっても大人同士で会話が通じることに驚きを感じます。
「それでも知らない話もまだあるな」というのは、
以前お世話になっている経営者の方から「ろばを売りに行く親子」という話を聞いたんですね。
これは私は知りませんでした。これも調べたらイソップ童話でした。
ロバを買っていた父と息子がロバを売りに市場へ出かける。
2人でロバを引いて歩いているとそれを見た人が「せっかくロバがいるのに乗らないなんてもったいない」と言う。
それを聞いた親子はなるほどと思い、父は息子をロバに乗せる。
しばらく行くと別の人がそれを見て「父親を歩かせて元気な若者が乗っているとはひどい話だ」と言う。
それを聞いた親子はなるほどと思い、息子は父をロバに乗せる。
しばらく行くとこれまた別の人がそれを見て「父親が乗って子どもを歩かせるなんて、なんてひどい親だ」と言う。
それを聞いた親子はなるほどと思い、2人でロバに乗る。
また行くと次の人がそれを見て「2人でロバに乗るなんて、重くてロバがかわいそうだ」と言う。
それを聞いた親子はなるほどと思い、ロバが楽になるように一本の棒でロバの両足を吊り上げ、狩りの獲物を運ぶがごとく2人で運ぶ(どんな発想)。
しかしロバは不自然な姿勢を嫌がって暴れ、そのまま川に落ちて死んでしまった。
いやどんだけ人に影響されるんや!!!!ってツッコミどころ満載なお話です笑
・何をやっても外野はとことん文句を言う
(何をやっても悪いニュースになったり、時節によっては褒めそやしたり、世間はアテになりませんね)
・自分で決めようぜ
(正解は自分で決めるしかないんだぜ)
的なことが教訓なのかなぁと思っています。
ロバをググると大体せつない顔をしています。
ガチョウの話を思い出したとき、ふとイソップ童話を読み返したら仕事のヒントになるかなぁと思ってネットで検索したのですが、
どのお話も読み返すというほどもなく、見事にシンプル!!!!
ものの数分で読めてしまいました。
うむむ見事。自分が子どもを持つ日が来たら、イソップ童話を与えようと思いました。
子どものころに読んでいた方は新しく発見があるかもしれませんし、
大人からでもビジネスに活かせる学びがあるかもしれません。
私ももうちょっと、ネットを漁ってきます。
本日もありがとうございます。
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