見出し画像

イメージコンサルを受けて変わったこと

最初に僕のスペックを


185㎝ 70㎏ 40代後半
パーソナルカラー 冬
パーソナルデザイン ロマンス

初回はパーソナルカラー(PC)、2回目がPCとパーソナルデザイン(PD)、3回目がPDのセカンドオピニオンなので、2回目から3回目の間に感じたこと、起こったことがメインになります。

1 服選びが楽になった
これはもうイメコンを受けた人殆どが、最初に感じることでしょう。
(しかし受難は続くのですが、それについては2を見てください)
途方もなくて広い、ついでに流行なんて荒波があるファッションの海を泳ぐコンパスが手に入った感じ。
自分の場合はまずカジュアルが消える。そして派手なデザイン、色使いのもの。あとは総じてサイズ感がゆったりしているブランド。
ラルフローレンとかパパスとか、親しみやすいしカワイイデザインだけど素通りします。
あとは淡い色は基本手に取らない。冬カラーにはアイシーカラーというかシャーベットカラーが配されていますが、これは純色を薄めた色合いということで、純色に白を混ぜたものとは違うそう。
そういうニュアンスを判じられる目を持っていれば良いですが、うーん、僕には難しい。なので、そういう色目を狙っている時以外には、初手から選択肢に入れないようにしています。
これだけで随分楽になりました。

2 服選びが結局難しくなった
をいをい、って話ですけど、これは多分、僕がPDロマンス、冬カラーだからかなって思います。
ビビッドな色使い、そしてイタリアものとかの、いわゆる伊達男系な服装がベストってされてます。
こういう服は、なかなかないです。
いや、もしも僕が20代とかだったら、若手のホストさんが来ているような、もとから胸元までボタンを開けるようにデザインされた服とか、ヴィジュアル系の人たちが着てそうなものが似合ったのかも知れませんが、それはちょっとね、と。
なので、それなりの価格帯で選ぶとなかなかないですね。選択肢すらない場合があります。
これは日本がナチュラルなものを尊ぶ文化があるからなんでしょうね。
(この辺に関しても後述します)

3 周りの反応が変わって、見た目だけじゃなくて、気持ちも楽になった
実は、これが1番大きいです。
ちょっと話が前後しますが、2で書いた日本はナチュラルなものを尊ぶ文化であるってことと凄く関係するんだなーって事です。
素肌美人、自然体、ありのまま、飾らない、さりげないオシャレ。
いっぱい出て来ますね、この手の言葉。語彙の少ない僕でもスラスラと出て来ます。
日本人は、食文化とか文芸にしても素材を活かしたり、削ったりするのが好きです。
それはファッションもそうだし、人に対してもそうなのかなって。
例えば、スポーツマンで爽やか。スーツも似合ってて、休日は家族とキャンプやショッピング。
オシャレなワゴン車ででお出かけしよう!
書いていて、ずいぶん紋切り型の良いお父さん像だなーとゾッとしたのですが、CMなんかのイメージ産業で描かれる中年男性ってこの辺りではないでしょうか。
一昔前だと、会社でバリバリ働いて頼りがいと威厳があって、ややもするとちょっと怖いお父さん。
これって……

ちょっと前記事から引用します。

——————

・ファッショナブル 
 迫力があり華やかな印象がある
 江角マキコさん アンミカさん 阿部寛さん など

・ナチュラル
 気さくな感じ。すっきりとしたスポーティな印象がある。
 山口智子さん 織田裕二さん

・グレース
 きっちりと上品で都会的な雰囲気
 黒木瞳さん 西島秀俊さん 堺雅人さん

・フェミニン(女性のみ)
 優しいお嬢様、グレースとは違う優しい上品さ
 沢口靖子さん 檀れいさん

・ロマンス
 甘くてセクシーな印象がある。独特の雰囲気。
 藤原紀香さん 及川光博さん 玉木宏さん

・キュート(男性の場合はハイスタイル)
 可愛らしく、小粋な印象
 小泉今日子さん 中居正広さん

 (ザッとしか説明してません。詳しくはプロのコンサルタントのサイトなどをご覧下さい)

——————

いわゆるファッショナブルタイプとグレースタイプ、そしてナチュラルタイプの男性なんですね。
こういう男性が似合う服って、それこそ沢山あるんです。
アウトレットモールとか行けば良く分かる。アウトレット品は、ある意味で1番の売れ筋のものが集められている場所ですし。
仕事ではピシッとスーツを着て、週末はポロシャツとかラフで爽やかなスタイル。アウトドアだと裾なんか捲り上げたパーカーとかカーゴパンツ……。
わー、のび太くんの呪い再びだ。
そもそも、ロマンスタイプは伊達男タイプなので、良いパパ像とはちょっと違っちゃうんでしょうね。同じようにハイスタイルの男性も外れ気味だけど、若い頃はカワイイ服とか問題無く着られるし、カジュアルには幾つになっても可愛く小粋なスタイルは見つけられると思います。

このままでは話が恨み節というか、逸れそうなので、元に戻します。

人って、中身が大事だと言っても、やっぱり外見で判断されます。
そして第一印象が長〜く尾を引く。誰しもそんな経験あると思います。
服なんて、楽で好きな物を着れば良いじゃない。はい、そうです。その通りです。
でも、それでも印象良くしたいし、素敵って思われたくないですか?

パーソナルデザインは性格を加味しないとはよく言われています。
見た目と中身が乖離していることなんて良くあります。

だがしかし、です。
自分も他人も見た目に引っ張られるし、着ている服やプロポーションなどのスタイルと、顔や雰囲気の本人の外見が一致してる方が楽じゃないですか?

ロマンスタイプは、男女ともにがさつな動きや、大きな身振り、早口とかは似合わないとされています。マイペースに落ち着いて、上品に。
僕が3回目の診断の時に教わった注意すべき振る舞いは以下の通り。

・大声を出す
・大きな身振り手振り
・相手を威圧する
・忙しく動く
・目をキョロキョロ動かす
・わかりやすく言えば、粗野な動きや、子供っぽい動き。
・へりくだりすぎるのも要注意

確かに、伊達男や、大店の若旦那さん(男性PDロマンスはこういう表現もされるタイプ)はこんな振る舞いはしませんよね。
していたとしたら、たぶん事件に巻き込まれるボンボンか、イタリアマフィア映画の3枚目です。
いやいや、そんなの願い下げです。
逆にこれらが素敵を後押しするデザインもあるから面白いです。
その時は、これらの行動が男性的、小気味よいに変わるんですね。

なので、意識的に言葉遣いを変えました。女性のようにお嬢様言葉とか、そういう分かりやすく変えることは難しいかも知れませんが、柔らかい言葉選びを心がけるようにしました。そして話し方も。
あと、慌てないようにするために、色々と前準備できることはしておくようにした。
行き当たりばったりで行動するのを止めるとか、時間にはかなり余裕を持って行動するとかですね。
これだけで随分、周りからの扱いが違ったなーって思います。
馬鹿にされるとか、雑に扱われるとか全くないです。
いい年した大人同士で、相手を雑に扱うとか、馬鹿にするとか、本来はあってはならいと思うんですが、ちょっとしたことでそういう事って起こりがちです。
ゆったりした動きと優しい言葉遣いを心がけてたら誰しもよく見えるんじゃないの?って思われるかもしれませんが、ファッショナブルやナチュラルの人がそういうことしていたらたぶんナヨナヨして見えるのではないかなーと思います。
おっとりとも違う柔らかい感じは、ロマンスの人にこそピッタリはまって素敵さをブーストしてくれる。
もしかすると、男性がパーソナルデザインで意識した装いをすると、背筋が伸びて見える、一回り大きく見える(物理的にと言うか、オーラ的な?)効果があるのかも知れません。少なくとも萎縮しているようには見えない。

あと、ヘタな憧れが消えたのも大きいと思います。
前述の良きパパ像はもう自分には無理なんだなって割り切りました。
でもいつまでも恋人気分でいられるオシャレなレストランにエスコートしてくれるパパになれば良いんです。→いやパパにはなれないけどもさ。喩えです。
誰かみたいに格好良くなれなくても良いんだな、そもそもタイプが違うし。
あの人も格好いいし、僕も素敵で良いんだなって。
ファッションの海に揉まれて、きっと自分には似合う服とか無いんだ、オシャレなんてほど遠いと思ってしまった事はあったけど、自分を素敵に見せてくれる服はちゃんとあった。輝かせてくれるスタイルがあったんだ。
これって大きな事だと思います。

1つ大事なことを。
イメージ戦略とか言うと、見た目で騙してるとか、無理して装っているって印象があるかも知れません。
でも、僕に関して言えばそれはNO。
ここでも書いたのですが、もともとYシャツの第2ボタンまで開けるスタイルとか、伊達男ファッション(と言って良いのか?)が好きでした。
ただ、それが自分に似合うなんて思っていなかったからしてこなかったし、出来なかった。
そして、柔らかく印象を持って貰うように言葉遣いとかを変えたことも、その方が自分が心地良いし、らしいなぁと思ったからです。
そもそも荒事とか苦手ですし、そういうのと無縁な人生と仕事をしています。
性格から、その人が似合うスタイルを割り出すことは、僕が受けたコンサルでは否定されていますし、その方が確かだなって思います。
でも逆に、その人の容姿や持って生まれたものが、内面に某かの影響を与えることはあると思うんです。
目に映るものは、それを見る人だけでなく、毎朝の身だしなみの時間をはじめ、街中のウインドウに写っていたり、ズーッと目にする自分にも確実に影響を与えます。

えー、自分ってこんなのが似合うんだ
わ! 全然違って見える。なんか素敵かも

こういう自己(再)発見が少しずつ降り積もって自信に繋がるのかも知れません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?