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49歳の天パ攻略法 そのいち

天然パーマ
縮毛(しゅくもう)とは、毛髪が縮れていること。特に頭髪のことを言う。縮れ毛(ちぢれげ)、ともいう。人工的に創りだすパーマネントウエーブの手法が開発され、自然の縮毛のことを天然パーマ(てんねんぱーま)というレトロニムで呼ばれることもある。Wikipediaより

うーん、なんともシンプルに纏められた表現ですが、まぁWikipediaですから。

はい。僕は天然パーマです。アフロヘアではないものの、くせっ毛、うねる、猫っ毛というレベルではなく、ガチでモジャモジャしていて、北海道のローカルタレントとして活躍していた頃の大泉洋さんレベルでモジャってます。モジャミ具合がハンパない。

このモジャミ(以下天パをこう表現します)で何度泣いて、ハンケチを噛みしめたことか……。
タイトルにもあるように、僕は今年で49歳の立派なオヤジで、中学高校の多感な頃に容姿で散々悩んだ経歴があります。
詳しくはイメージコンサルを受けた話をご笑覧くださいと宣伝

特に中学高校時代はいわゆるトレンディドラマが流行していて、織田裕二さんや吉田栄作さん、保阪尚希さんなんかが画面を彩っていました。
そう、みなさん前髪があって、なんなら掻き上げてもサラサラと元に戻るタイプ。(織田さんはちょっと違うかもですが、それでも前髪は有りましたよね)
今と違ってテレビというメディアが流行のど真ん中だった時代ですし、ティーンですから、クラスメイトの殆どがツーブロックの前髪系。
みーんな親の敵のように、センターで分けてましたね〜

そんな中で、剛毛、天パ、毛量多しだった僕はというと……ジェルで固めてオールバックでした。
オールバックといっても、格好いい感じじゃないんです。
もうどうしようもなくて、ハードジェルで固めて、それでも髪筋がウネウネとうねってて。
しかも毎朝、起きたら洗面台で髪を濡らして、ジェルをひり出し水で溶いて、撫でつけて。なんだ、それ大正時代のポマードか? ってくらいに。
そもそも容姿がのび太くんですから、なんとも妙な雰囲気で。
ちょっと仲の悪かったクラスメイトからは「オールバックジャイアント!」とか言われましたっけ。→身長は当時既に180cmを越えていたのです

それでもオシャレに興味があれば、色々と手を尽くすんでしょうけど、そこはそれ捻くれていた十代でしたから、高校卒業したら、ますます容姿に関わる事が面倒になり、三十代半ばまでは、ほぼスポーツ刈り一歩手前。
なんならアイルランドにフィールドワークに行く時ならば、坊主刈りで行って、帰国したら丁度の長さ〜とか言ってましたっけ。

さて、そんな髪型にとりわけ不満はないけれど、もし叶うなら来世は扱いやすい髪質で生まれたいなぁと思っていた僕は、仕事柄、人前に出て話す、出来れば、ちょっとはオシャレもしてなきゃいけない出役という立場になったわけです。

そうなるとさすがに坊主刈りは問題だろうと言うことになりますし、なにより僕のパーソナルデザインがロマンスということもあり、前髪あった方がイイよね、ということに。
さぁ、困ったぞ、この剛毛天パをどう扱えば良い?
縮毛矯正でもしたらいいんじゃねーのと言われそうですが、そんなの高校生の頃から、ストパーやら何やら試しましたよ。

☆パーソナルデザイン・ロマンス
その人の容姿やバランスなどからいくつかの系統を割り出し、似合う服やスタイルを見つけていくというもの。
ハイスタイル、キュートなどがあり、ロマンスは総じて甘くて上品な雰囲気を持ち、特に男性ロマンスは前髪が垂れていたり、ゆるいパーマなどが似合うとされる。詳しくはこちら

でもね、ガチのモジャミの人なら分かってくれると思いますが、縮毛矯正って、アレは沼です。
確かに真っ直ぐになりますよ。ええ。ストーンとストレート。
でも、それって天然のストレートの人となんか違う。
やっぱり直毛だ、ストレートだと言っても、何かしらクセがあって、それが良い感じで毛流れを作っていたり、ニュアンスになっているんです。
でも、縮毛矯正はそんなのお構いなしにストーン!
しかも僕の剛毛は時々、逆に変なクセを生み出して、後頭部がピーン!
おいおい、サリーちゃんのパパはここに居たのかよって具合になるのです。

しかも、縮毛矯正をかけたからと言ってそれがずっと続く訳はなくて、新たに生えてくる髪は、もちろんモジャ。
根元からウネウネ。だからウネウネからのストーン!で更にへんなモジャミにという負のスパイラル。

あと本当に髪が傷む。
良く痛まない新しい薬剤ですよーと勧められますが、ンなこたぁない! 少なくとも僕の髪はどんな薬剤でも傷む。痛んだら最後、どんなトリートメントでもパックでも修復不能。死体にどれだけ薬塗っても効かないのと同じ。(そりゃそうですよね、髪って死滅細胞ですから)

じゃあ、ストレートアイロンは? と試したんですが、あれも結局一時的で、汗や湿度、そして風に煽られて元に戻ってしまうことも多々。
あとやっぱり痛みますしね。

あー、でも見た目がなんとかなれば、多少の手間や、髪の痛みは仕方ないのかなぁと思っていた矢先に出会ったのが、カーリーガールズメソッド。

ん? ガール? 僕はおじさんだぞ?
いえいえ、カーリーヘアを活かして魅力的になろうという海外から入ってきたメソッドなのです!

次に続く

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