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辛い恋愛をせずに済む方法

はじめに

いじめられる側の人間にも原因はあると思う。
激しい束縛を受ける人間にも原因はあると思う。

人間関係における問題には自らに潜む原因が必ずある。

少なくとも私は今までの経験からそう思っている。

その様な発言すると「なんて酷い人だ」という印象を持たれるかもしれないが、いじめられる人間や束縛を受ける人間の方に原因がない事の方が事実としては残酷であると私は思う。

本人に原因がないって事は束縛やいじめが人間関係や組織内でランダムに起こり得る現象であり、改善する事やその予防策を打つ事が困難な事であると考えられるからだ。

自分に原因があるという事は自分で改善できるという事でもある。

「束縛するって事はあなたを必要としている」という事でもあるし、そんな彼や彼女を見限れないのは、あなたが相手の素敵な部分も沢山知っているからだと思う。

「いじめられるのはあなたがやられてもやり返さないサンドバックである」と思われているからだと思う。

人は自分が無傷のまま殴れるサンドバックしか殴らない。

自分は棘のついたサンドバックであると主張する事で、周りの反応や対応は変わってくる。

「そもそも私はサンドバックではない」という事を姿勢/態度/発言をもって、最初から主張できていれば、そういった問題にはならないはずだ。

自らに原因があると認める事は辛いかもしれないが、自分に関する事は自分の努力次第でいくらでも改善できると前向きに捉える事でその改善が可能になる。

今回は彼氏からの束縛に悩んでいる女性や、思わず恋人を束縛しそうになる自分に嫌気がさしている人に向けて、激しい束縛を改善させる方法や、束縛によって恋人を縛り上げようとする自分の気持ち抑え込む方法について、自らの経験や恋愛相談をもとにまずは束縛する人間の分析を行い、その分析結果を踏まえた上で、束縛やモラハラに対する対抗策を幾つか紹介していこうと思う。

これから紹介する『誰にでもできる簡単なテクニック』は、実は人間関係が上手くいっている人間は無意識のうちにごく自然と行っていて、たとえ意識的であってもそれらを実行する事で、束縛やモラハラの改善のみならず、逆に相手をゾッコンにさせる事や、あなたを恋人と別れても困らない程のモテ期に突入させる事すら可能だと私は思う。

では早速、書いていこう。


狡さは弱さに敏感である


ズルい人間というのは自己主張ができない人間の事である。

「俺はこうして欲しい!」

自己主張ができない男はこれが言えないがために、自分がそう主張しなくても相手がそれをしてくれる様にと相手を操作しようとする。

罪悪感を植え付ける様な発言をしたり、自分がいないとダメな人間かの様な発言を続ける事によって、自分がわざわざ自己主張しなくても、相手を自分の思う様に動いてくれる人間へと変化させる事で自己主張を避け続けようとするのだ。

そして恐ろしい事にこの様な狡い人間は弱い人間の匂いに敏感なのである。

①ヤリチン男
②罪悪感を抱かせて支配するモラハラ男
③1人では生活がままならない状態にする依存男

これらの男性というのは基本的にが自己主張ができない人間である。

だからこそ、自分の事を自分で決められない操作し易い弱い女性の匂いに敏感である。

本来、自分の心の中に抱える問題は自分が人間的に成熟することによって解決するものであるのに、その心の問題や欲求不満を弱い人間を操作することによって解消してきた人間は、自分の心の平穏を守るために利用できる人間の匂いに敏感になったのだ。

この記事を読んでいる人には自己主張のできない狡い人間の餌食になって欲しくない。

しかし、弱い人間というのもまた自己主張ができない人間なのである。

つまり自分のことを自分で決められないのだ。

狡い人間に利用されないためにも、まずはあなた自身が自分の事は自分で決められる人間にならないといけない。

あなたは他人の心の平穏を守るための手段として存在しているのではない。

自分の人生を豊かに生きるために存在しているのだ。

本気でそう思える様になる事が恋愛する上で重要な最初の一歩だと思う。

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