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【ウルトラ系バトスピデッキ】海から来たるもの


はじめに

 第4回デッキ紹介にてご紹介致しましたガタノゾーアデッキ【THE FINAL ODYSSEY】が、制限改定のため使用出来なくなりました。4年振りとなるウルトラ系コラボブースター【ウルトラヒーロー英雄譚】の発売を間近に控えたこの時期、新カードの情報がチラホラ見えてはおりますが、現行のカードで組み直したガタノゾーアデッキを再びご紹介致します。
 基本コンセプトは前回同様異合を軸とし、より攻撃的なスタイルを目指しました。
 ウルトラ系バトスピデッキ紹介第5回は【海から来たるもの】。
 デッキレシピはこちら↓↓↓

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https://club.battlespirits.com/bsclub/mydeck/decksrc/202106/11622641089123_20210602.html

構成

スピリット 24枚
巨人王子ラクシュマナ 3
超古代尖兵怪獣ゾイガー 2
超古代怨霊翼獣シビトゾイガー 3
アトライア・ハイドラ 1
異海人ダイグソク 3
三つ首海賊団シュナウザー 3
選ばれし探索者アレックス(リバイバル) 3
愛憎戦士カミーラ 1
闇黒魔超獣デモンゾーア 3
邪神ガタノゾーア 2

アルティメット 1枚
アルティメット・ダ・ゴン 1

ブレイヴ 4枚
二頭魔神 1
海魔神 3

ネクサス 5枚
青の世界/青き異神 3
海底に眠りし古代都市 1
超古代遺跡ルルイエ 1

マジック 6枚
スワロウテイル(リバイバル) 3
白晶防壁 3

合計40枚

 コンセプトは『相手の動きを制限しつつ、圧倒的なコスト破壊で押し込む』デッキです。

各カードの役割

巨人王子ラクシュマナ

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 アクセルで手札交換し、手元で青シンボルになります。海魔神、シュナウザー、青の世界などを引き込みたいところです。

超古代尖兵怪獣ゾイガー

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 赤軽減の恩恵を受けづらく、ルルイエの採用枚数を減らしたことで重要性が薄くなりましたので、2枚採用です。

超古代怨霊翼獣シビトゾイガー

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 デッキに何枚でも投入できますが、多量に投入するより他のカードで脇を固める方が強いと感じたため、採用枚数を極力減らしました。必要カードをトラッシュに落としがちですので、破壊時効果は使用しない方がベターです。

アトライア・ハイドラ

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 制限カード。異合デッキのお守りです。

異海人ダイグソク

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 相手のネクサスにソウルコアを留め置かせることが表の仕事です。裏のお仕事は、系統:起幻を持つので青の世界の効果で疲労させ、相手の召喚/煌臨/転醒時効果を無効にします。

三つ首海賊団シュナウザー

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 異合にコスト破壊効果を与え、連鎖:緑でコアブーストもこなします。Lv2にすることで自前で緑シンボルが確保できます。ガタノゾーア、デモンゾーア共に破壊効果を持っているので、このスピリットと組み合わせることによりワンアタックで複数体を葬り去ることもできます。破壊対象がおらずとも連鎖は発揮され、複数体いれば効果も重複します。

選ばれし探索者アレックス(リバイバル)

選ばれし探索者アレックスRev

 基本的にはバーストの防御札ですが、バーストに置かずとも、後1で召喚してコアブ―ストやドローができるので、手札と相談して使い分けましょう。合体で多色シンボルを複数用意できますので、赤/紫/緑/白の軽減要員にすることもできます。

愛憎戦士カミーラ

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 効果による「ガタノゾーア」の召喚が可能ですが、狙って発動は難しいです。系統もかみ合わず、軽減シンボルにもなりにくいので1枚のみ採用です。5コストなので二頭魔神を合体することができます。

暗黒魔超獣デモンゾーア

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 Lv2から相手の手札のマジック/アクセルを常時使用できなくする効果が強烈です。コスト破壊付与効果は重複するので、複数並べたらコスト破壊の嵐です。

邪神ガタノゾーア

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 リフレッシュステップのコア縛りが凶悪です。コストが重く複数体並ぶ旨みが少ない事から2枚採用です。

アルティメット・ダ・ゴン

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 制限カード。出したらLv4以上でのアタック必須です。次の自ターンまで生存していたなら、デッキ破棄勝利も見えます。

二頭魔神

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 5コスト以上のスピリットが6体しかいないことと、ネクサスも5枚しかないことで重要性が下がり、1枚採用です。

海魔神

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 召喚時効果で異合を召喚します。ブレイヴなのでアトライア・ハイドラやスワロウテイルの召喚時効果止めに引っかかることもありません。シュナウザーに合体させて破壊範囲を広げたり、ガタノゾーア/デモンゾーアを早出しして制圧します。

青の世界/青き異神

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 配置時に相手の創界神ネクサスのコア全てをボイドに送り、系統:起幻を持つ青のスピリットを疲労させることで相手スピリットの召喚/煌臨/転醒時効果を無効化します。転醒後はBP負けしないアタッカーとしても運用できます。ダイグソクがいる時は基本的にソウルコアを置いてネクサスとして運用します。

海底に眠りし古代都市

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 制限カード。ダイグソクを召喚するときはソウルコアを乗せておくことを忘れずに。異合のダブルシンボル化はおまけ程度で。

超古代遺跡ルルイエ

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 「ゾイガー」採用枚数を大幅に削ったため、重要度がかなり低くなりました。複数あると事故要因になるうえ、ダイグソクがいる時には1枚しか機能しなくなるので、1枚採用です。

スワロウテイル(リバイバル)

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 リバイバル化されてトリガーカウンターを失った代わりに、新効果ミラージュを得ました。自分のライフが3以上の間、スピリット/アルティメットの召喚時効果を発揮させず、本来のコストが3以下の創界神ネクサスの神託を発揮させなくします。現状ミラージュはアンタッチャブルなので、相手にとってとてもいやらしい効果となりますが、こちらには召喚時効果持ちがほとんどおらず、創界神も採用していないので恩恵を十分に受けられます。メイン効果は変わらずの2枚ドロー1枚破棄ですので、手札交換に最適です。

白晶防壁

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 ソウルコアをあまり動かさないので、優秀な防御札です。

動かし方

 初手はネクサス配置か『スワロウテイル』のミラージュが理想。『海魔神』を絡めて『暗黒魔超獣デモンゾーア』や『三つ首海賊団シュナウザー』を序盤から出せれば、強気に押していきましょう。相手の動きを妨害しつつ、早期から多シンボルで畳みかける高火力とコスト破壊をするデッキですが、ひょっこり飛び出る『アルティメット・ダ・ゴン』も侮れません。デモンゾーアのアクセル/マジック封じと、『邪神ガタノゾーア』のコア縛りは忘れないように。バーストやチェンジ、手元のカードが天敵なのは相変わらずです。

不採用カードの理由

 今回もガタノゾーア関係で不採用カードはありません。ですが、関連カードは結構削りました。それぞれのカードに枚数調整の理由を記しております。

終わりに

 4月の制限改定により前回紹介のガタノゾーアデッキはそのまま使用することができなくなりました。6月末に新コラボブースターが発売されるので、ひょっとしたらガタノゾーア関連のカードが増えるかもしれないし、デッキ調整はその後にしよう、とは思いましたが、既存のカードプールで強化ができそうでしたので思い切って組み直してみました。正直ルルイエやカミーラは1枚も入れない方が強いかもしれません。とは言えガタノゾーアデッキを謳う以上、多からぬ関連カードを全く採用しないのも寂しいので、最低1枚は採用してみました。海魔神とシュナウザーは以前から入れては抜き、抜いては入れしたカードです。どちらもガタノゾーアやデモンゾーアとは非常に相性が良かったものの、ゾイガー2種とルルイエをフル投入したデッキではこれらがあまり活用できませんでした。メインに据えるため関連カードを減らしてうまくなじませることができたと思います。
 マジック/アクセル縛りやコアステップ縛りなど、相変わらず相手の意表を突く地雷系要素が強いですが、ガタノゾーア/デモンゾーアが十二分に活躍できるデッキになったと思います。
 余談ですが、『海から来たるもの』というデッキ名は、アーク島年代記の第3巻のタイトルから拝借いたしました。シリーズが未完なのがツラい!!


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