作品番号の読み方

・Op
オーパス。ラテン語で「作品」
※楽譜が出版された順番になっている。

・BWV
バッハの作品番号。
ドイツの音楽学者シュミーダーがバッハの作品をまとめた番号。
※ジャンルごとにまとめてある。

・K
モーツァルトの作品番号。ケッヘルのK。
ドイツの学者ケッヘルから。
※モーツァルトの作品を作曲した順でまとめ、出版。
その後、新たに曲の発見や順番が見直され、その度に番号を変更され新しい番号やaBなどがつけくわえられた。
しかし、ケッヘルがつけた番号がすでに浸透していることや改訂番号が分かりづらいこともあり、はじめにつけた番号の後ろに改訂番号と表記されている。
K183(173dB)
ケッヘル番号(改訂番号)

・Hob
ハイドンの作品番号。まとめたホーボーケンの名前。
※作曲順ではなくジャンルにわけられている。
ジャンル番号を先に書いて(交響曲はI、ピアノソナタはXVIなど)次に番号をつける。
Hob.I-50
交響曲第50番

・Wo
作品番号がついていない作品
エリーゼのために(WoO.59)など

・D
ショーベルトの作品番号。
※作曲した順番になっている。
オーストリアの音楽学者ドイチュから。
ドイチュの意向によりDの後にピリオド(.)をつけない。D200など。

・S
フランツ・リストの作品番号。
イギリスの音楽学者サールから。
※ジャンル別に並べられている。

・Anh
ドイツ語のアンハング(付録)(追加)から。
作曲家本人が作ったか分からなかったり証明できないもの、贋作といして発表されている作品に使う。
バッハのメヌエット ト長調 BWV Anh.114など。

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