私の興味関心

研究室を選ぶにあたって、自分の興味関心を明らかにしなければいけない。これが結構大変なのだ。納得してマッチングをしたいから、自分のことを教員に説明できるようにしないと・・・そのために少し自分の希望を整理したいと思う。とりあえず思いついた順に書いていってみよう。これは後から編集していない。

計量的な手法で研究する
ミクロな視点マクロな視点は問わないがマクロな大きい切り口に心惹かれる
人や社会に求められる研究をしたい
python, matlab, julia, Rなど用いてデータ分析をする
TNFDって面白そう
自分の家族が病気になって、公的なリソースに助けられてきたこと、私が国から奨学金をいただいていることから、納税の大切さを知ったし、全体のため世の中のためにお返ししたいという気持ちが芽生えた。そのためにはインパクトが大きいことをやってみたい。世の中の仕組み・システムをよりよいものにする仕事。これが環境とつながる。
環境といっても様々である。自然環境、エネルギー、気候変動、汚染、都市気候など・・・そのさまざまな問題にどのようにアプローチするか。
環境は自然環境・人工環境・情報環境の三つに分類できる。その中でも私は人工環境にフォーカスしたい。
元々緑地や里山など自然環境に興味があった。しかし、文献調査やインターンを通して、自然環境について極めることに疑問を感じた。自然環境のように最初から価値があり、人の手が加わることで価値が上がるわけでもない、市場で取引されないものは、何というか・・・研究するにしても、経済・社会の視点からはあまり奥行がない分野に感じられるのである。限界がある。生物学とか遺伝学からしたら奥行しかないと思うけど。それは、公園インターンを通して確信した。公園や自然など比較的人の手が要らないものは仕事もそれほど高度なものではないというか、管理の域を超えられないのである。公園は人の手が入りすぎるとその価値を下げるか、あり方が大きく変わってしまうものだから。やはり人や人工物を主体にするのがいいのだと思う。
したがって、考えたのが、
・人の行動の環境負荷を明らかにする
・既存の技術を環境配慮型技術に置き換えた時、環境負荷がどのように変わるか
と、人や人工物が自然環境に与える影響について研究し、確かな根拠を示すことで自然環境保全に携われると考えた。そうすれば自分のコアは変わらない。むしろ、自然環境保全への貢献の自分なりの仕方がわかったと思える。これ以上は特にジャンルを定めなくていい気がする。でも何となく金融みたいなガチ人工社会システムではなくてエネルギー、企業の活動とかある程度実態のある(?)のがいいかなあ。金融とか経済学ってガチガチなやつよくわかんないじゃん・・・たぶん私が経済学で大学院受けようとしないっていうのもそうだしガチガチの経済金融はあんまり求めてないのかな私。
あと、自然環境が主体にはなってしまうけど、
・自然環境の価値を貨幣価値に換算して評価する
これもやってみたいなあ。
私の研究モチベーションのコアは自然環境保全のための確かな根拠を出すことといえる。
あと環境技術が理解できる基礎的な工学を身に着けたい。そうしたら研究の幅も広がると思うから。そして、仕事のため。技術のわかる人間は強そう。

じゃあ、さっき書いた三つのやってみたいこと
1. 人の行動の環境負荷を明らかにする
2. 既存の技術を環境配慮型技術に置き換えた時、環境負荷がどのように変わるか
3. 自然環境の価値を貨幣価値に換算して評価する
これをもうちょっと掘り下げてみる。また明日。

旅行を挟んでいたので遅くなってしまった。
『1. 人の行動の環境負荷を明らかにする』
これ、意外とちゃんと考えてみると難しい。自然環境につなげるのが難しい。いや、いろいろあると思っていたけど意外と具体的に出すのが難しかった。特に私が想定する自然環境って身近な公園や里山など結構スケールが小さくて、人の行動の環境負荷が政治とか個々人のモラルの問題になっちゃって、小さい。対象となる自然環境を地球レベル、地域レベルにしてみる。とりあえず案を出してみよう。
誰が何をしてどうなるか?
米軍が基地建設をしてサンゴ礁がなくなる
アパレル企業が服を作ってゴミや環境汚染物質、温室効果ガスが排出される。その土地が汚染される。
日本が原子力発電をして汚染物質・温暖化ガスが減る
農業をして土地が汚染される
林業や農業で開発をして原自然がなくなり、生物多様性が失われ地球温暖化ガスの吸収量が減る
地元のLCIA

『2. 既存の技術を環境配慮型技術に置き換えた時、環境負荷がどのように変わるか』
火力発電から原子力発電、地熱発電
土地利用型農業から植物工場へ
ある廃棄物の処理方法から新しい廃棄物の処理方法へ
従来の堆肥を食品廃棄物由来の堆肥に置き換える際の、政策の効果
ここで知りたいのは効率的なトランジションが出来ているかどうか。そのために必要なファクトエビデンスがあるか。政策は効果を発揮しているか。

『3. 自然環境の価値を貨幣価値に換算して評価する』
これも1. と同じような感じで難しいよね。市場にのってこないものだから。でももうすでに研究手法が確立されているもんね。大丈夫。
自然環境の価値を貨幣価値に換算して評価する
国立公園
地元の公園・自然

次は単にやってみたいことを書き出してみる。
グリーンインフラの費用便益分析及びグレーインフラとの比較
一つの製品、企業、自治体、地域などのカーボンフットプリント算出
環境教育の効果測定 =政策検証

多分これから興味あることが沢山出てきて変わってくると思う。だからこそ自分のコアを中心に、環境で選ぶのが一番いいと思う。

研究室訪問3回行って、やりたいことをアカデミックな場でやるのと、仕事でやるのと、分けたらいいとわかった。それでもう一回かんがえてみる。





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