見出し画像

#98 待ちに待った開幕戦 【24-25ラリーガ第1節】

お久しぶりです、バーラです!😊

医学部4年になってからCBTの勉強が忙しく、約2か月ぶりの記事になります…スミマセン💦
これからも少しずつ続けていきたいと思っていますので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです!

さてさて、とうとう24-25シーズンのラリーガが開幕しました!
この夏、僕の応援するアトレティコは史上まれにみる大型補強を敢行。スペイン代表でEUROチャンピオンのDFロビン・ルノルマン選手、昨年ラリーガ得点ランク2位のFWアレクサンダー・スルロット選手、そしてあのマンCから、タイトルの申し子フリアン・アルバレス選手などを獲得しました。
(チェルシーからギャラガー選手が来るとか来ないとか…)

僕はプレシーズンマッチを見れていないので、どんなスタメンになるのか、どんなサッカーを見せてくれるのか、非常にワクワクしながらこの日を待っていました。
(アトレティコの初戦は開幕節の最終カードだったので、めちゃくちゃ待ち遠しかったです!笑)

今日はそんな期待感たっぷりの開幕節「ビジャレアルvsアトレティコ」のレビューです!


大注目のスタメンは、以下通りでした。
新加入ではルノルマンとスルロットがいきなりスタメン。中盤では、有力と思われたデポールにかわってバリオスが開幕スタメンを奪取しました。

立ち上がりは5-4-1

気になるアトレティコのシステムは、5-4-1で始まりました。グリーズマンは前線の1stディフェンダーというよりも、少し右よりの高い位置にいて、守備の負担を軽くされていたように感じます。
攻撃時には両WBが大外に張り、グリーズマンとリノがシャドーになるという3-4-2-1の可変システムでした。

アトレティコの前進の仕方としては、主に
①前線へのロングボール
②WBとシャドーのワンツー
の2つです。
序盤はリスクを考慮してか①の要素が強く、アスピリクエタからスルロットを狙うボールなどが目立ちました。(アトレティコDF陣の配給力はとてもハイレベルなので、これだけで十分通用すると思います!)
しかし時間がたつにつれてアトレティコがボールを保持するようになり、②の側面が強まってきます。
4-4-2の相手を揺さぶってスペースを見つけられればよかったのですが、相手がかなり中央を締めてきたため、個人技によるのワンツーで前進を試みるシーンが多くなっていきました。(特に右サイドのグリジョレコンビ。)

ジョレンテの精度の高いクロスを中心に複数の決定機を作れていたアトレティコでしたが、ビッグチャンスの直後に失点を喫します。
相手GKからのシンプルなロングボールをFWに収められ、ゴール前での1対1をヴィツェルが抑えられず、上手く空いたコースに決められてしまいました。相手FWをほめるべきとはいえ、防げた失点だと思います。

しかし直後の20分、グリーズマンのスルーパスに抜け出したジョレンテがクロスとみせかけてニア上をぶち抜きすぐさま同点に。それまでクロスでチャンスを演出していたのが見事な伏線になりました。

同点とした勢いもあってか、このころからグリーズマンが積極的にプレスに出ていくようになり、おなじみの守備時5-3-2にシステムに変わりました。(バリオスとリノがインテリオールに。)
攻撃時の変化としては、相手のプレスが緩んできたこともあってか、コケが相手2トップ間に顔を出し、バリオスは常に右サイドのジョレンテをサポートできる位置に立つ、という形が定着してきます。

このまま流れをつかみたいアトレティコでしたが、37分にCK時の連携ミスからコケのオウンゴールで失点。もったいない失点が続きます。

このままビハインドで折り返しかと思われた前半AT、ジョレンテを追い越して右に流れたバリオスのクロスを、新加入スルロットが頭で合わせ再び同点に。新エースの開幕ゴールは、チームにとって明るい材料になることでしょう。

後半はスルロットを下げコレアとグリーズマンの2トップに。昨年見慣れた5-3-2で逆転ゴールを狙いましたが、前半ほどのチャンスを作れず試合終了。開幕戦は2-2のドロー発進となりました。
後半は特に内容が良くなく、スルロットの高さを失ったときの攻撃や、カウンターのケアなど、課題の残る試合でした。
しかし次節はホーム開幕戦。内容うんぬんよりも、とにかく勝ち点3が必要です。相手は昨年3位のジローナですが、きっと赤白の選手たちはやってくれるでしょう!

<選手ごとのコメント>
・オブラク 😐
彼ほどの男なら、失点シーンはどちらも防いでほしかった。ですがスーパーセーブもあったので、相殺して及第点か。

・アスピリクエタ 👍
個人的に過小評価されてると思う選手の1人。それだけに開幕スタメンは嬉しかったです。相手のプレスがきつい時に、彼の高精度フィードは貴重な手札になるでしょう。

・ヴィツェル 😔
1失点目は完全に彼の責任。アトレティコのCBとして、その守備力では物足りません。

・ルノルマン ☹️
EUROで合流が遅れた分、コンディションはまだまだか。イエローをもらったりミスでピンチを招いたりと、苦いデビュー戦となりました。

・ヘイニウド 😐
今後は左CBでの起用がメインだと思いますが、WBとしてもある程度計算できそう。リノと似すぎているのだけ勘弁です。笑

・ジョレンテ 🥰
開幕に向けてバッチリ仕上げてきたことがわかるパフォーマンス。右サイドからの高精度クロスは、チームの攻撃の生命線です。IHになってからは少し沈黙気味。

・バリオス 🙂
球際の強さあり、機動力あり、ドリブルの推進力ありの3拍子。今や中盤の主力選手の1人になりました。若干トラップの粗さなどありますが、立派にフル出場を果たしました。

・コケ 🙂
オープンな試合展開もあってか、あまりボールを落ち着けられませんでした。ですがキャプテンの配給力には今年も期待してます。

・リノ ☹️
持ち前のドリブルはややキレ不足。1対1の守備時に後手を踏むことも多く、早く昨シーズンの水準に達することを願うばかりです。

・グリーズマン 👍
ゴールこそなかったものの、やはりアトレティコは彼のチーム。チームとしてのビルドアップが上手くいかなくても、ボールを預けると利子をつけて返してくれます。逆に彼がいないときの攻撃が心配…

・スルロット 😄
ほとんどボールタッチはありませんでしたが、ワンチャンスを決め切り、エースとしての役割を果たしました。ポストプレーの上手さの片鱗も垣間見え、期待感が高まります。

(おまけ)
・アルバレス 😐
後半途中からリーガデビュー。チーム状況的にあまり活躍できませんでしたが、激しいプレスは好印象でした。


(今シーズンから採点の代わりに、絵文字の表情で選手のパフォーマンスを表してみました)

読んでいただきありがとうございました!
ではまた!

この記事が参加している募集

記事を読んでいただきありがとうございます。 よろしければサポートもお願いします🙇‍♂️ 頂いた分は記事のネタ作りに使わせていただきます!