「書いてみたいけど、ネットって批判されるのが怖くて」と言われたので、こんな文章を書きました
ある方が「こういうことを書いてみたいんだけど」というので、「note、いいですよ」とオススメしてみたんですね。
そしたら、「ネットって批判されるのが怖くて、どうも…」って仰るんです。
ネット、目立つことを書いたり、新しい意見を書いたりすると、批判されますよね。
あなたは批判されたことありますか?
初めて誰かに批判されたとき、すごく傷つきましたよね。
僕が一番最初に批判されたのは、ブログを始めたばかりのとき、コメント欄に「いい内容だけど、句読点が多すぎです」みたいなことを書かれたんです。
まあそこまで上から目線で書けるということは、出版関係とか研究者のような「専門家」だったのでしょう。
でもこれ、すごく落ち込みました。そのときは、僕の友人たちがコメント欄で僕の文章を擁護してくれまして、ああ、友人って大切だなあって痛感しました。
→ちなみにその時からネットで誰か友人がひとりで困っていると、出きるだけ擁護や応援をするようにしています。
さて、今ならこのくらいの批判、全然大丈夫になりました。
もちろんちょっと傷つくし、「え? このコメント氏はいったいどこの何様?」とか思って、いろいろと調べたりはするかもしれないのですが、でも、あの一番最初のときほど落ち込んだりはしなくなりました。
やっぱり長いこと続けていると、「ああ、世の中にはいろんな人がいるんだなあ」ってことがわっかってくるんですよね。
なんかケチつけることだけに情熱と時間をそそいでいる人っているんです。
※
あと、もうこれはどうしようもない、必ず「罵倒してくる」というパターンもありまして。
例えば、僕、「男女に友情はない」っていうの、いろいろと手を変え品を変え、書いているんですね。
この書いている理由は、女性が「この男性は私にとってはお友達」って感じてて、でも、その男性がその女性に「好きです」って告白することあるんです。
あるいは男性が「もう自分の好きだという気持ちは伝わっていて、彼女もこんなにデートに付き合ってくれるんだから、もう自分のことを好きなはず」と勘違いして「キスをしよう」と顔を近づけること、あるんです。
そんなときに「え? 私、そんなつもりじゃなかったのに、お友達だよね」と言う、あの瞬間の男性の「落ち込み」や「傷つき」を少しでもこの世界から少なくしたいと思ってるんです。
男性は「お友達だ」と思っていないことが多いから、心の中でこっそり「ああ、好きだ好きだ、でも彼女は僕を友達と思っているんだ。苦しい」って感じていることもたまにあるから、そのことは知っておいてくださいね、って伝えたいんです。
でも、このネタを書くと必ず一定数の女性陣から、「男女に友情はないっていう奴、最低」とか「クソ」とか「死ね」とか書かれるんです。
ええと、だから、貴女たちが「男女に友情はある」って信じているのは知ってまして、でも男性心理はこういう気持ちでして、もちろん例外もありまして、って毎回、ちゃんと書いているのですが、確実に罵倒されるんです。
他にも「西日本、東日本ネタ」とか「東京と地方ネタ」とか、「流行り、流行ってないネタ」とか、そういう必ず怒る人が出てくるネタってありまして、すごく注意深く書いてもなんか聞いてくれないんです。
で、最近はそういうことに慣れてきました。
もちろん、「クソ」とか「死ね」とか書かれているとすごくイヤな気持ちにはなるのですが、全ての人たちに受け入れられる意見ってまずないんです。
「ああ、今日は天気がいいなあ。お日様、最高!」って書いたら、「日照りで困っている方たちのことも考えてください」って言われるんです。
※
そういう意味では、インターネットの出現で、今までは知らなかったけど、実は「世の中にはいろんな人がいて、いろんな意見をもっている人がいる」ってことが可視化できて、よくなったのかもしれません。
そう思うと、「批判」という現象も、興味深くなってきますよね。、
そういう風に、「なぜ、この人たちは批判してくるのか」って感じで、ひとつ上の場所から眺めるようになれると、多少、批判も楽に受け止められます。
※
そしてもうひとつ、「批判してくる人って、まず自分で文章を書いて表現したりはしない人」です。ただ文句だけ言っている人です。
そんな人たちのことは気にしなくてもいいかと思います。
さえりさんが先日、こんなツイートをしていました。
ほんと、その通りなんです。なんか批判してくる人って、「自分のほうがわかってて偉い」と思ってて、でも、そういう人って自分で何かを表現したりはしないんです。文句つけるだけなんです。本当に書いたり書き続けたりする人の大変さは知らないんです。
というわけで、note、いいですよ。書いてくださいね。
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