人間関係で悩んだら

前の職場を人間関係が原因で辞めた人は、次の職場でも人間関係で辞めるから雇うべきではないという有名な言葉がありますよね。

確かにそうなんですよね。人間関係でトラブルを起こす人は、どこに行っても同じような人間関係のトラブルを起こします。

バーを18年間続けているとそういう方をよく見かけました。一時期、あるサークルの中によく顔を出していて、もうそのサークルの中心人物くらいまでになっていたのに、恋愛のもつれや、誤解や行き違いがきっかけで、いつの間にか消えてしまう人です。そしてそのタイプの方はやっぱり次のサークルでも似たようなことを繰り返します。

バーで色んな方のお話を聞いていると、一番多いのは人間関係の悩み相談だったりします。「うわー、大変ですね。そんなことがあるんですか。そりゃ結構厳しいですね」と答えたりするのですが、後でよくよく考えてみると「うーん、人付き合いに重きを置きすぎでは」と思うことがよくあります。

人間関係で悩む方って、「人間関係が円満にいってるかどうか」ということが日々の生活の全てになっているんですよね。

あのですね、世の中色んな人がいるから、「わかりあえない」のが基本ですよ。「わかりあえる」方が奇跡です。なんとか修復しようと悩むよりも、ギスギスしているのを出来るだけ気にしないでいようという訓練をした方が良いように思います。

例えば僕もしょっちゅう人間関係でトラブルを抱え込むのですが(ほとんどの原因が僕の浅はかさですが)、逃げたりしないで、じっとその場で座り込んでいるとやがて時が解決してくれます。

まずは逃げないで、ずっと同じ場所でいつづけることをオススメいたします。

#エッセイ

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