「」で強調する問題という話
ブログのタイトルに「○○問題」ってつけるのって一時期流行りましたよね。
僕もよく使ったのですが、例えば「配偶者の呼び方問題」とか「ただの飲み友達からどうやってキスに持ち込むか問題」でもなんでも良いのですが、そういう感じで「○○についてちょっと考えてみた」っていうのを「○○問題」っていうの流行りましたよね。
同じ感じで「○○の話」っていうのも流行りましたよね。
僕もよく使ったのですが、例えば「恋の切なさに泣いてしまった話」とか「何度ダイエットをやっても全然痩せられない話」って感じで使いました。
こういう「ちょっとした表現」って伝染すると言いますか、使うとしっくりくるのでついつい使ってしまうんですよね。
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それとはまたちょっと違って、インターネット以降ならではの表現と言いますか、表記が変わってきたってあります。
例えば、この僕の文章なんてもろにそうなのですが、1行書いたら1行あけて次の文章を書くって感じです。
どういうわけか、PC画面やスマホの画面って「字がびっしり」あるとどうも読みづらくて、こんな感じで1行あけたほうが読みやすくなるんです。
これに関してはご存じかと思いますが、今は書籍の方が取り入れ始めましたよね。
なんか「びっちりと字がつまってる」って感じが「重いなあ」って雰囲気が広がったのでしょうか。ネットの感覚が書籍に移ってびっくりした覚えがあります。
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さて、僕はしょっちゅう多用していることで、強調したい部分を「」に入れるというのも「インターネット以降によく見かける手法」(←こんな感じ)のような気がします。
今までの書籍だと「」ってセリフや映画や本のタイトルの時のみで、めったに「強調したい」という理由では使ってこなかったですよね。
でもこれ、「」に入れると、たぶんPC画面やスマホで、すごく読みやすくなるんだと思います。
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で、実は先日、原稿用紙に僕の直筆で文章を書いて、それをそのままコピーして発表するという企画で文章を書いたんですね。
そこでこの強調したい「」を使ったら、すごく「変」なんです。妙に強調しすぎと言いますか、クドいんです。
だからもしかして、この「」を多用するのは書籍の方にはあまり移らないのかなと今から考え中です。
でも、こういう感覚ってホント時代で変わるからわからないのですが…
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この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「イラストがほめられて」です。
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