偉そうなおじさんにはならないでおこう

林伸次

※土曜日は読む人が激減することが判明したので、個人的な話を。

僕、髭を生やしてまして、理由は「なめられないため」なんです。

普段は「いつまでも使いっぱしりの林」と呼ばれるくらい、なめられてまして、そういう扱いは逆に嬉しいと言いますか、まあ「どうぞ軽く扱って下さい」って気持ちなんです。

でも、髭を生やして、なめられないようにしている理由は、「お店でのトラブル回避」なんです。

やっぱりお酒をあつかっているので、何かとトラブルが起こりがちなのですが、そんなとき、髭をはやしていると「威嚇効果」みたいなのがあるんです。

ほんと、不思議ですよね。つるつるよりも、髭がある方が「ちょっと怖い雰囲気」が演出できるんです。

まあでもこれ、いつかやめなきゃなと思ってまして。

というのは最近、僕が年をとってしまって、「自分が一番年上」っていう状況が増えてきたんですね。

そしたらやっぱり「年上扱い」してくれるんです。

 ※

あなたの周りに「すごく偉そうなおじさん」っていますか? いますよね。

あのおじさんたちも、色んなことがあって、偉そうにしているんです。

「みんなに頭を下げられる職業や地位だから、ついついその状況に慣れてしまって偉そうになってしまった」という人もいるし、「みんなのリーダーであるからには偉そうな雰囲気にしないと、みんなを引っ張っていけない」という人もいるし、「何かコンプレックスがあって、それを隠すために偉そうにしている」という人もいるかもしれません。

あのおじさんたちにも小さい頃はあって、その頃はもちろん偉そうじゃなかったはずですよね。あんなに偉そうになるまでには色んな物語があったんです。

 ※

さて、偉そうにしていると、どんなメリットがあるか。
●周りの人たちが意見に従ってくれやすい
●公の場で、良い席に座れる

逆に、偉そうにしていると、どんなデメリットがあるか。
●親しい友達がいなくなる
→例えば、一流企業の役員や官僚だった人が定年退職して、近所のおじいさんおばあさんが集まるところに行ったら、なんか偉そうにしているから友達が出来ないそうです。
●周りの人たちが、間違いを指摘してくれなくなる
→すごく偉そうな人が「団塊の世代」を「だんこんのせだい」って読んでいても、誰も指摘できないですよね。でも、間違えたのが子供だったら指摘できます。やっぱり「間違いを指摘する」って偉いかそうでないかが関係があるんです。

 ※

僕、組織に所属していないから、「どうしても意見を通したい」ってこと、あまりないんです。

あと、リーダーやプロデューサーみたいな役割も「やらない」って決めたので、「みんなを引っ張っていく」って必要もないんです。

そしてもちろん、座る場所、どこでもいいです。いやほんと、座る場所って気にする人、たくさんいると思うのですが、僕、本当に気にしません。

でも、親しい友人はほしいし、間違いは指摘してほしいんです。

というわけで、もしどこかで僕が「偉そうに」してたら、指摘して下さいね。

#コラム

お酒やバーについての僕の本です。『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか?』 

bar bossaに行ってみたいと思ってくれている方に「bar bossaってこんなお店です」という文章を書きました。 

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