好奇心とブラジル料理を増やした話
ネット通販って「女子高生」が一番使っていないってご存知ですか?
まあクレジットカードを持っていないという問題もあるとは思います。
でも男子高生は少しは使っているんでしょう。
僕も高校生の時、徳島では手には入らなかったレコードやパンクファッションの服なんかを通販で買ったことがあります。
男子高生は、そういう趣味のモノで、近所で手に入らないものや店頭で買うのがちょっと恥ずかしいフィギュアとかちょっとエッチなものをネット通販で買いそうですよね。
で、やっぱり女子高生はネット通販を利用しなくて、本物を見て、手で触って、服なら試着してみて買うのを好むのだそうです。
そしてネット通販で一番利用しているのは僕のような世代のようです。
便利だからなんでもポチっとやっちゃいますよね。
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先日、五反田にある「キョウダイ」というブラジル食材を扱うお店に行ってきました。
「知らない異性10人と出会って話す会」の第一回目がテーマがボサノヴァだったので、「ブラジル料理」を出さなきゃいけなかったからです。
ブラジル食材店、行ってみたらペルー料理関係の食材もたくさんあって、いろんな新しい料理や食材のことも知ることが出来ました。
そして、その「知らない異性10人と出会って話す会」でブラジル料理を出したら、みなさん、結構食べてくれたんです。
それで、妻と話したのは、「みんなやっぱり食べたことのない料理が目の前にあると、お腹いっぱいでも試してみたいんだなあ。好奇心ってすごいんだなあ」ということでした。
そして、僕と妻も「その五反田のブラジル食材店にわざわざ足を運んだから、いろんな食材に出会えて、いろんな好奇心をくすぐられたんだなあ」と痛感しました。
女子高生たちが、109なんかでもう何時間もかけて、「あれでもないこれでもない」って試着しては悩んでいる好奇心ってすごいですよね。
こんな渋谷という場所でこんなお店をやっているんだから、誰よりも好奇心だけは働かせなきゃと思いました。
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というわけで、bar bossaでブラジル料理、始めています。
フェジョアーダというブラジルの黒豆の煮込み、¥800です。ご飯をつけて¥900。本格的なファロッファというキャッサバの粉とタマネギを炒ったものもかけます。
味はサウージ・サウダージのプロデューサー中原仁さんに「OK」を頂きました。
リンギッサというブラジル産のソーセージも始めました。お肉好きの方、この濃さは是非、お試し下さい。ビナグレッチという自家製のモーリョ(ソース)をかけてサッパリと食べていただきます。二本で¥1000です。
さらに今回、初挑戦のカンチャ・コーンというのも始めました。これ、ペルーのジャイアントコーンのようなものを、オリーブオイルと塩で炒ったものです。これ、ムチャクチャ好評です。ガーリック味とかシナモン味とかのフレイバーをつけて、どこかのバルとかが大流行させそうです。
というわけで、好奇心をくすぐられた方、お店でお待ちしております。
サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。