成功する秘訣を考えると、やっぱり負けず嫌いでやり続けるのが強い
先日、オラシオさん https://note.mu/horacio が「やっぱり負けず嫌いが強い」という説を語っていました。
僕もこの人間の才能とか運とか成功の鍵とかそういうのについて考えるのが好きで、やっぱり「自己顕示欲が誰よりも強い人かなあ」とか「バランス力って大きいよなあ、意外と自分を客観視出来て、マーケティングが出来る人なんだよなあ」とか、「○○さんには挨拶をしておいて筋を通すとかそういう政治力も大きいんだよなあ」とかって感じで、色んな成功例を眺めながら、しょっちゅう考えるんです。
で、オラシオさんの言う「負けず嫌いが強い」というのがかなり説得力あると思うんです。
もちろん「生まれ持っての才能」とか「もう普通とは違う天才」とかといった、僕たち凡人とは違うものを持った人は、これについては関係ありません。
やっぱり思うのは「ほとんどの人が凡人」なんです。
でも、その凡人なりに「ちょっとこの分野では他の人より上手にやれるかも」という能力が誰にでもあるんです。
例えば、「味を見分ける能力」とか、「頭の中で映像化出来る能力」とか、「人と人を繋げる能力」とか、はたまた「誰かの才能を見つける能力」というのもあります。
そういう「ちょっとだけ他の人より自分はこれが向いているみたい」っていう「神様がくれた能力」って誰にでも備わっています。
それをどうやって「他の人よりもかなり上のレベルまで持っていけるか」というのに必要なのが「努力」だと思うのですが、この「努力」って誰にでも出来るものじゃないんです。
まあほとんどの人が「日常」に追われてしまって、アッと言う間に人生が終わってしまうんです。
でも「負けず嫌い」は本当に強いんです。ずっとねばり強くやり続けるんです。
はい。この「ずっとねばり強くやり続ける」という持続力がかなり必要なんです。
昔、伊藤ゴローさんというギタリストが「ずっとやり続けたら順番が回ってくる」という言葉を言ってたことがあります。
普通はギターは大学を卒業したらやめてしまうんです。
普通は「作家志望」なんていうのは、「若い頃にみんな思いがちだよね」って感じで「青春の思い出」にされてしまうんです。
そしてみんな途中でやめてしまうから、順番が回ってこないんです。
そして「負けず嫌い」は負けたくないからずっと続けるんです。
それで順番が回ってくるんです。
※
「ある線をこえたすごい天才」とか「手が勝手に絵を描いてしまう」とかっていう本当に1万人に1人くらいだと思います。そして、それ以外のほとんどが凡人だと思います。
その凡人なりに「ちょっとした得意分野」というのが誰にでもあって、そこを伸ばすのは「負けたくない」なんですよね。「負けたくない」って大きいですね。
僕のcakesの連載をまとめた恋愛本でてます。「ワイングラスのむこう側」http://goo.gl/P2k1VA
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