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寿司離れの理由を考える、と8月28日の日記

5、6年前に、姪っ子が渋谷に来て、僕と妻が「ランチをごちそうする」ことになったんですね。15歳くらいの女の子だとパスタかなって思ったんです。というのは、うちの娘が中学や高校の時(15年位前ですね)は、とにかくパスタ屋に連れて行けば、すごく喜んでくれたんです。

で、その姪っ子に「何が食べたい?」って聞いたら「お寿司」って答えて、びっくりしたんです。

人が外食する理由でよく言われることに「家で食べられない」というのと「ハレの食事、憧れ」っていうのがあるんですね。僕たち飲食業の人間は、「この料理は、このカクテルは、家では食べたり飲んだり出来ないだろうな」とか「ああ、いつかあのお店、行ってみたいな」とかっていうのを「お客様が思ってくれる」っていうのを、お店を始める前に「想定」しているというわけです。

で、姪っ子は「パスタじゃなくて寿司」とのことで。

「そうかあ、別にパスタなんて最近は家で美味しいの作れるし、別にイタリアが憧れって感じでもなくなったんだ。逆にお寿司って家で食べられないし、逆にお寿司が、ハレの食事で憧れなのかも」って理解したんです。

それがこの記事を読んだら、「寿司離れ」ってありまして、すごく驚いているんです。

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