いまさら「アジェンダ283」を読む ―初見の感想―
シャニマスを初めて1ヶ月弱たちました。BAR2と申します。
Straylight run()の感想を書いていたらデータが吹っ飛んでやる気がなくなったので、気分転換にアジェンダ283の感想を書こうと思います。シャニマスの連環に囚われている。
実況形式のフォーマットです。
オープニング 基本的なスタンスについて
・noctchillだ!倉庫で遊んでる。仲いいねぇ。アイドルユニットの修練とは切り離された、特有の温度感だ。
・市川さんが円周率の語呂合わせをスラスラと唱えるの、いいね。
・櫻木さんが「ノクチル……さんたち?」と、敬称をつけてユニットを呼ぶの、いいな〜 そうだよね。同じプロダクションというだけの理由で、距離感が近くなるわけないもんね。
・八宮さん、noctchillのコミュニティにずけずけと入っていけるのが凄いいいね。いい性格だ……
・小糸さん、本当にコミュニケーションの能力が欠落している。怖くなっちゃうな。社会性がなさすがる……
・ミニ扇風機を探すことなんかある?
・やっぱりnoctchillは排他的に思えてしまうな。それがひどく恐ろしい。唯一そういう振る舞いをしないの、浅倉さんだけじゃないのか……?
・ゴミ拾いを率先してやるの、やば。ホスピタリティの化身か?
・「ゴミ拾いを提案したら断りにくくなるよね…」というの、ディティールだ。偉い!気遣いだ!!
第1話 企画概要
・あー、恋鐘さんがプロダクション全体にゴミ拾いの話を広めたのか。らしいね〜
・小宮さんが「あたしたち色んな大臣を決めたので、ごみ拾いの日は、スッゴくがんばりますっ!」っていうの、いいね〜〜〜 放クラの温度感が伺えるね…
・かってにセリフ予想してもいいですか?
冬優子「なんで私達がゴミ拾いなんてしなきゃならないのよ……」
どう?
霧子「夏が……齢をとってく時間……だからかな……?」
・↑擬人化だ。感覚を言語にして人に共有する霧子さん特有のしぐさ。詩的でいいなぁ。
・アンティーカの温度感、めちゃくちゃにセンチメンタルだ。
第2話 大きなヴィジョンを持ちましょう
・放クラいいな〜 明るすぎて。みんなノリがいいね…… 小宮さんを中心として、みんながその保護者(というよりも姉?)を演じている。
・何?
・まさかシャニマスでSDGsをやるとはおもわなんだ。
・教育じゃん……
冬優子「海外のセレブとかがやってる、エコなこととかよ」
・↑やっぱりリアリストだなぁ。あー、この冬優子さんがリアリストという話もStraylight run()の考察で書いてたんですけどね… なくなっちゃった…
・あ!冬優子さんがSDGsが何から訳されているかを言えないの、リアルだ!一般教養としての知識は身に着けているけど、エコロジーそのものに関心があるわけではない感じ。
・芹沢さんのゴミ拾いの目的が「面白いもの落ちてないっすかね〜?」ってのがいいな〜 興味が原動力の人だ。
たぶんある二次創作:芹沢さんが捨てられたエロ本を見つけて「なんなんすかねこれ!」っていうやつ
・甜花さんが甘奈さんに送信前のメッセージ見てしてもらって、その上で甘奈さんが「甘奈は短いって思わないけど、甜花ちゃんはそう思ってないってことだよね!」っていうの、いいね。理解と尊重だ。
アリストロメリア、あまりわかっていないのだけど、多分全体的にこういう雰囲気なんだろうな〜
第3話 つながりを考えましょう
・浅倉さんの私服いいね。アメカジって感じだ。
・ノクチルが開始早々にコンビニ行くの、わかるな…
結局まわりを顧みない市川さんと浅倉さんの二人がいるから、多数決的にそういった行動が不利になることがない。
灯織「私たちが楽しんでるってことが、今日一番大事なことだと思うから」
・↑このセリフいいね。櫻木さんは自分の行動がプロダクション全体のゴミ拾いになったことを気負いしていたけれど、風野さんと八宮さんがさり気なくこういうことを言うことによって、それを軽減しようとしている。優し〜
・あ、上に書いたことと全く同じことを言及してる…
・甜花さんの服、ダサくないか…? まぁゴミ拾いにオシャレをしてくることのほうが異質だからいいのだけど…
・日常アニメじゃん
・あ~、落ちてるゴミによって魚を助けることができた甜花さんと、ごみを食べようとしたサギは対比になってるのか。え?何?問題提起?
第4話 しっかりたのしむこと
・落ちている漫画を読むな
・白瀬さんのセリフ、やっぱり面白いな
・田中さんは幽谷さんに弱そうだね……
・黛さん、アンティーカのオタクじゃん
・幽谷さんはSNSをやっていない(重要)
・芹沢さんが「霧子ちゃんと恋鐘ちゃんと咲耶さん」と呼んでいる。
咲耶さんはさん付けなんだ…… 幽谷さんも同じように呼んでたよね。咲耶さんはさんづけで呼ばれる風格がある。
・風野さんが漫画を読む時間を延長するために「たこ焼き……焼きます……!」というの、面白すぎる。あきらかに対価に見合っていない。でも別のユニットになじめててよかったね……
・和泉さんは本当に芹沢さんをコントロールするのがうまいな……ほかの人を良く理解しているからこそのワザだ。
・あ~、幽谷さんがみんなで読んだ漫画を捨てることに躊躇いを示すの、いいね…… 例えそれがゴミだとしても、みんなで読んだという思い出が発生したのであれば、その時点でそれはゴミじゃなくなっちゃったって感じかな…… 実存の付与だ……
周りがそれを理解しているのもいいね……
第5話 会うことのない誰かのために
・放クラの温度感いいな~ 明るすぎる
・「大量に捨てられたアイドルのCD」を取り扱うの、すごくない?
消費物としてのアイドルをこういった形で描くとは思わなかったな。
・放クラの話、いいね…… まじめにゴミ問題の話をしている…… これは小宮さんのため、なんだろうな……
最悪な夏葉「ええ、だから資本主義は打倒しなくちゃならないの」
・和泉さん、本当にポジティブでいいな~…… リアリストな黛さんとの対比だ。
第6話 つながるつながる
・桑山さん、本当にお姉さんのステレオタイプだ……
・甜花さんの髪形、どうなってるんだ?サイドアップ?
「私たちの、思い出の場所なの」
・↑うわ~ん、知らない話をしている……
・というかシャニマスってちゃんと時間の連続を描くのがいいね……
・イルミネにとっても大事な場所なんだ……みんな大事にして偉いね……
・小糸さん、あまりにも幼すぎる……櫻木さんと同い年だよな……?
・ノクチル、缶蹴りしてる……
エンディング 今日を終える前に
・小糸さん、本当に一生懸命にコミュニケーションを取ろうとしている姿勢が素敵なんだけど、それと同時に不安になっちゃうな…… こういうコミュニケーションって、もっと幼いころに経るものじゃないのか……?
・樋口さん意外にもノリいいね…… 缶蹴りしてるし……
・ちゃんとStraylightの撮影会の件、回収されるんだ。いいね
かっけ~イラスト
てかあれだね、ちゃんと動きやすい服を着ている。安心したナ……(立ち絵だとみんなゴミ拾いをするにしてはおしゃれしすぎてたため)
・なんかこのセリフ、不穏だな~……
Straylightでなされた「捨てられたアイドルのCD」の会話を踏まえると、これもなにかを示唆しているように感じてしまう。
・浅倉さん、幼馴染が缶蹴りをやっている中で一人だけ動画を見ているのがすごい。「天塵」を考察する回でも述べたが、noctchillのなかでもこの人だけ、明らかに他の幼馴染たちとは"違うもの"を見ている。
・あ!これ、大事なセリフだ。
感想
このコミュ、最初は「日常回?」といった印象をもって読んでいましたが、おそらくこれは間違いでした。
このコミュの意義は、排他的なnoctchtillを、283プロダクションというコミュニティに加えいれる、その足掛かりだと思います。
本コミュにおけるイルミネーションスターズは、様々なユニットを繋ぐ楔のような役割を担っていました。
それぞれがユニットごとに活動している中、そこへイルミネのメンバーが派遣されることによって、横のつながりを感じさせる構成になっています。
しかしユニットの中でnoctchillだけが、かなり異質な立ち回りを見せていました。
すべてのユニットが河原で活動している中で、noctchillだけが「公園」という別の場所で動いていました。
地理的な"つながり"をあまり感じさせない公園は、すこし示唆的にも思えます。
noctchillがほかのユニットとすこし距離があることは、オープニングでも直接示されています。
どこか排他的な雰囲気を醸し出しているnoctchillですが、浅倉さんと櫻木さんの会話によって、払拭の兆しが見えました。
やはり浅倉透さんは、どこか変化を拒んでいるようなnocrchillのコミュニティに、変化をもたらすことができる貴重な存在ですね。
最後に全体の話をば。
「アジェンダ283」は、それぞれのユニットの温度感やキャラクターの造形を広く知ることができる、非常に入門向けなコミュなのかなと思いました。
初めて日が浅い私でも、かなり楽しむことができました。
とくに幽谷さんの描写はどれもお気に入りですね〜
あ、あとサブタイトルもいいですね。
オープニングから3話目までは、非常にアジェンダらしい題がつけられています。正しいけれど、どこか他人事のような。
しかし4話目以降では、その雰囲気が徐々に変わっていきます。解決すべき大きな課題から、個人の問題へ。
このシフト、かっこいいな〜って思いました。
かなり浅めの記事になっちゃいましたが、許してください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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