2023/11/20 印象派
朝起きて牛肉と卵をいためてご飯を食べたあと、モネを見るために上野に出たのだ。
モネ。個人的にはそこまでピンときていない画家だった。印象派を理解していないからか。
大きな展示展であればモネの作品はおおよそ飾ってあるだろう。偉大な画家とはさも。
が、やはりそこでみるモネの作品たちにはどうも惹かれなかった。ただ抽象的な色の集合であるように感じられる。
![](https://assets.st-note.com/img/1700562218224-LPOyvey8EI.jpg?width=1200)
そしてこの日、私とモネとの感情に決着をつけるために上野に出向いたのである。
これは私とモネとの対話なのである!
結論と〜っても良かったです。
見始めの頃は「まぁモネってこんなかんじだよな」と思いながら見ていたが、これらの絵を遠目で見た時に「あ、『印象』なのか」と気づく。
写実主義はあるがままをあるがままに描くものであり、それはやはり美しい。
それに対して印象派はあくまで印象なのだ。あるがままではなく、作者の目を通し、感じたものが出力されている。
出力には物そのものではなく、感情がのせられている。
まるで記憶を切り取ったかのような派閥。
モネの記憶を数百年先に覗き込む。
これはすごいことだと感じた。
物主体ではなく、人間主体的である。
印象派って凄くないですか?
知ってるか。みんな。
もっと早くいってよ。
ふーん。
それを踏まえると彼ら印象派の作品を印象だと糾弾したサロンの人々はすごいな。ドンピシャだ。
だからこそモネらも自身を印象派と名乗ったわけだが。
私が平日によくいる場所でどでかいクリスマスツリーを建てていた。
もうそんな季節かと思った。