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サードドア

140字以上の文を書くリハビリと備忘録を兼ねて、読んだ本の感想を書いてみることにしよう。

今回読んだ本は、サードドア~精神的資産の増やし方~。著者のアレックスバナヤンは1992年生まれ。彼は南カリフォルニア大学在学中、期末試験の前日にテレビ番組に参加して賞金を稼ぎ、それを元手に世界の著名人たちにインタビューして成功の秘訣を聞く、というミッションを達成してこの本を著し、有名になった。インタビューした相手はビルゲイツ、レディーガガ、スティーブンスピルバーグなど名だたる面々である。

サードドアというタイトルとあらすじ

アレックスは成功への道筋をナイトクラブの入り口に例えた。ファーストドアは通常の入り口で数えきれない人たちが順番待ちをしているので、入るにはめちゃくちゃ時間がかかる。セカンドドアはVIP専用なのでサードドアはそれ以外の道をどうやってこじ開けるか、ということだ。

この本はよくある自己啓発本みたいに
戦略その① ○○を××しろ!
のようには書かれていない。

アレックスが「イチ学生が著名人から若者に向けた成功の秘訣を聞く」というミッションを達成するためにどう苦労して、どう打開したかという体験談と、賢人たちとのやりとり、およびその考察が書かれているにすぎず、明瞭でないけれどもその分含蓄がある。何が書かれているかは実際に読んでみて欲しい。

感想

アレックスはアメリカの中では大富豪ではないかもしれないがビバリーヒルズで生まれ育った人間だし、そもそも本のスタート地点のクイズ番組で賞金を掻っ攫う所から非凡だし、どう考えても本人も友人も頭めちゃくちゃいいし(アレックスは元々修士課程を修了した後に医学部に行くコースを考えていた)、サラッと身近に出てくる人が賢人とコネがあったりで僕らの生活に即応用できるものではない。と、思う。

ただ、歳下の彼がアクティブにチャレンジして偉業を成し遂げる過程はひたすらにカッコよくて、刺激を受けますね。

さてじゃあこれを読んで「サードドアを開けるにはどうしたらいいの?」ってことなんだけど、僕が得た答えはちょっとここで言うのは勿体無いので秘めておくことにする。1つ言えるなら「答えはサードドアを開けようとする人の数だけ(あるいはそれ以上に)ある」ってことでしょうね。

まとめ

Under30の期待の星が書いたサードドア。
コロナで鬱屈した日々を送っている人も多いと思いますが、「世の中にはこんな凄いヤツらがいるのか!」と刺激を受けますし生き方を考えるきっかけになることは間違いないでしょう。

オススメです!

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