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SNSハラスメント(3/4)ばっぷくどん35

誰もが自己中心に生きている


結論から言うと、
みんな自己中心的な生き方をしているから、
誰かのためを考えて生きるくらいで、
自分も相手も両方が納得できる、ちょうど良い生き方になります。
 
「嫌がらせ」や「いじめ」などの迷惑行為
=ハラスメントについて言うと、
その人が努力しても自分の力では変えることが難しく、
悩んでいる事柄(性別、住所、家庭・家族のことなど)について
他人から言われると、その人の尊厳が傷つくのです。

わたしたちも、
自分が気づかないうちにハラスメントをすることがあります。

ハラスメントの原因は、
自分が抱えている不満やストレスにあります。

人生は思うようにならないことがほとんどなので、
ついイライラしてしまいます。

そしてそのイライラを、
誰かや何かに向けてしまうことになるのです。

中にはそのイライラを、
自分が悪いんだと、自分を責めて落ち込む人もいますし、
上手に趣味やスポーツに向けて発散する人もいるわけです。

考え方が人それぞれ違うように、
受け止め方も人それぞれ違うのです。

相手を選んでいる、選ばれている。


八つ当たり、ハラスメントを受けるのは気弱でイヤと言えない人や、
融通が利かない人、
みんなと一緒に行動しない人、
他人との違いが目立つ人のほかに、
うらやまれる人も対象になりやすいようです。

対象となる人に共通するのは、
何かの理由があって、
自分のことが好きではない人が選ばれています。

真面目にバカなことをする


思春期は、
「おとな」として社会へと進出する準備期間、
「自分」(アイデンティティー)を獲得していく時期にあたります。

この時期は心理的に大きく揺れ動くために、
常に不安やイライラ感を持っていて、
自尊心と劣等感などが心の中で戦う時期でもあります。

厄介なのは、
周りが自分をどう見ているか、とても気になる時期であり、
自分らしさを追求しつつ、
それでも誰かに認められたい気持ちがあることです。

誰もが、ハラスメントをする


羽生結弦選手の離婚理由は、
モラルハラスメントを受けて、
しあわせな毎日が送れないからというものでした。

人は誰だって、
自分にないものを持っていること人が「うらやましい」。
それは「ねたみ」です。

「ねたみ」は相手を悪く言う「そねみ」という憎しみに変わります
ただ、内向的な人は『どうせ…』と「ひがみ」ます。
根っこは同じ。
 
そのような心の動きが生まれるのは、
誰もが自分を安心させたいと思って、
周りと比べてしまうからです。

しかも、ほとんどの人が自分に自信を持っていない。

他人に、
とくに自分のことを認めて欲しい相手に対して、
自信が持てないでいて、
「これで良いのだろうか」と不安に思いながら生きているのです。

誰だってそうなんですよ。
完全な人はいません。

大半のおとなもそうです。
親や先生も、自分には批判的なのです。

この不安を忘れるための、
簡単な方法がハラスメントなのです。

自分より劣っていると思う人を見つけて、
自分の方が上だと思う、
錯覚だけどそれで自信を得ようとするのです。

友だちを作れ 


何かつらいことがある時は、
そのつらさを言葉にしてみると良いのです。

必ず楽になります。

話せる相手がいなければ、
自分あてに手紙を書いて、
日を置いて読み返してみると良いですよ。
 
理想的には仲の良い友だちに伝えることです。
友だちは、そのために居ると思ってください。

友だちは男でも、女でも、
年齢が違っても構わないのです。

大事なのは、
自分のことを一番知っている人が友だちだということです。

その友だちにはきっと、
親にも話せないことまで話しているでしょう。

この、悩みを打ち明けられる相手が、友だちです。

そうすることで、
友だちも同じように不安を抱えていることがわかり、
お互いに考えを出し合っているうちに
不安が消えていくものです。

誰も思い通りにならない


学校には同世代の仲間がいます。
同じ時代、同じ土地、同じ価値観の社会で育っているから、
お互いを理解しやすい仲間です。

仲間と一緒の時間を過ごす中で、
みんなと同じ部分を見つけ、
みんなと同じように考え、行動する、社会性を訓練しているのです。

同時に、
みんなとの違いを見つけ育て、
それが周りに受け入れられること
自分らしさができあがることを知ってください。
 
ここで大事なことがあります。

あなたも、周りの人も、一人ひとりが「自分」であるということ。

自分の考えだけが正しいのではありません。

相手を自分の考え方に合わせるように求め過ぎてはいけません。

人間関係の基本は、
お互いの違いを認め合い、うまく折り合いをつけることです。

その練習相手が「友だち」です。

恋人という存在


思春期は、好奇心の塊ですし、
特定の誰かへの関心が高まる時期です。

その人と片時も離れずに居たいという欲求が生まれます。

そしてその人に認められたいけど、
そうできないとき、その人を支配しようとすることがあります。

でも、先ほど述べたように、
あなただけが「自分」ではない、相手も「自分」です。

一人ひとりが違いを持った「自分」です。

そして誰だってありのままの自分で居たいと願っています。

それを攻撃して従わせるのは間違いです。

たとえお互いが好きな相手であっても、
自分の求めていることを、
暴言暴力で相手に求めてはいけないのです。

そして、たとえ相手のことが好きであっても、
自分がイヤだと思ったら、
「イヤだ」と言える相手を選んでください。

もしも嫌だと言えない相手なら、
その人はあなたの人生に必要のない人です。

だって、あなたのことを大事にしてくれないのですから。

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