鴨川食堂いつもの

画像1 三冊目。この中に京都の欠片が在る。15年ほど前に住んでいたという京都が。観光はしなかったと言う。御所のイチョウが美しかったと言う。もっと京都の話を聞きたくて読み始めた本。読み始めてすぐに、話す機会もなくなったけれど、京都の欠片がこころに傷を付けて、こころに血がにじむ。本を読まない、文章を書かないと言う。欠片が、あちこちに傷を付けて、色々な思い出をにじませる。ほんの一時だけ言葉を交わしただけなのに、たくさんの思い出を残して、去っていった。この夏、秋に。

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