手持ち札

自由、自分が考える理由によって選択すること、かな。

わたしはトランプゲームが好きで、
仕事上、子どもたちとトランプする機会がありました。

おとなが本気で子どもと楽しむ時間は、
子どもに安全・安心を保障できる時間でした。

わたしとの時間は、遊びの時間。
そのような認識が安心感につながり、
わたしに話しても大丈夫という信頼に変わりました。

できるだけ簡単なルールのゲームから始めます。
物足りない子は、戦略が必要なゲームに興味を持ちます。

何より、ゲームは、ルールを守らないと、
面白くないことを教えます。

ズルをすると、わたしとのゲームの時間は制限されます。

正直であることが、ゲームを楽しくする。
ルールを守ることで、自分も楽しめる。

それだけのために、
一学期、半年、一年、数年、
いろいろなゲームを続けた子たちがいました。

わたしの人生もゲームだから

一日一日を楽しまないといけない、そう思って仕事しました。

誰にでも平等にチャンスとピンチがやってくるのが
ゲームです。

自分の手元にあるカード以外には、
自分の人生には使えません。

誰かを恨むことも、意味がありません。
自分の手札だけで楽しまなければ、
ゲームの意味がありません。

わたしの人生と、
あなたの人生が交錯して、
同じ舞台に載っているのが、今日。

そう考えてゲームすれば、
自分のターン、相手のターン、
交互に影響し合っていると考え、
自分の手札だけを有効に使って、
より良い人生を歩めば良いのだ、
そう気づきなおしをしたのは、
やっぱり、今日。