褒められるには他人を理解する事
日常生活で誰かに褒められるという体験は歳をとるにつれてどんどん無くなっていく。
褒められるという行為は本当に優れているか、下に見られているかしかない。
大人になるにつれて本当に優れている人が褒められるのはそのジャンルで一番になった時だけだ。
二番が褒められる事はほとんどない。
一方で、人は褒められると自信がつき、パフォーマンスが上がるのは言うまでもない。
純粋に褒められて悪い気がする人はいないし、自信がつけばより難しい事に挑戦出来る。
では、褒められる事が少ない大人の世界で、どうやったら褒められるようになるかと考えた時、普段よく褒められている人がどういう人かを考えた。
それは、よく人のことを褒める人だった。
よく褒めると言っても頻繁である必要はない。
褒めるべきタイミングで素直に褒めているだけだった。
これが普通の人には難しい。
他人を褒めるという行為は自分には出来ない素晴らしい行為を行ったと感じた時だけ純粋に褒める事が出来る。
心のどこかで出来て当然と思う気持ちがあるだけで褒める事は出来ない。
この出来て当然と思う気持ちが他人を褒めるという行為にストップをかけ、あるいは無理矢理でるお世辞に変わってしまうのだ。
他人の行為を出来て当たり前の行為だと思わない。
自分が同じ知識量、力量でやった時にそのパフォーマンスを出せるのかを冷静に考えた時、その人の最大限を理解することが出来る。
そうする事で初めて純粋に褒める事が出来るのだ。
だから、自分が褒められたいと思う時は相手を純粋に褒める事が大切だ。
インターネット上の知らない人でもいい。
褒める事が出来る人を人は褒めるのだと思う。
そうでなければ圧倒的一番になるしかないのだ。
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