068ホソバセセリ

ホソバセセリは翅裏が独特の模様のセセリチョウです。
特別珍しいわけではありませんが、どこでも見ることができる蝶ではありません。
本州では年一回の発生で、7月、8月頃に観察できます。
山地や高原のゼフィルスなどを撮影に行ったときに出会うことが多いです。
ススキの上でテリトリーを張っている雄を観察する機会が多いです。

画像1

曇っていたり、気温が低いと翅を開いて止まります。
翅表を最初に見ると、どのセセリチョウか少し迷います。

画像2

同じ個体を広角で撮影しました。
少しだけですが、青空を入れることができました。

画像3

吸蜜もしますが、観察機会は限られます。
今までに3、4回しか撮影していません。
オカトラノオでの吸蜜です。

画像4

毎年行く高原ではぬかるんだ場所で何度か吸水を観察しています。
この時は4個体の吸水も撮影していますが、蝿が多く入ってしまったので、単独の吸水を掲載します。

画像5

近場で観察できる蝶ではないので、求愛、交尾、産卵などは撮影できていません。
毎年、1、2度は出会うので、そのうち良い出会いを期待したいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?