095エゾミドリシジミ

エゾミドリシジミは山地性のゼフィルスです。
標高が低めの場所では6月、高い場所では7月に発生します。
最近は群馬の高原で撮影することが多くなりましたが、以前は山梨の林道などで撮影していました。
新鮮な個体を撮影したのは別の蝶が目的で行った山形でした。
ミドリシジミの同定は難しいので、ここでは省略します。

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群馬の高原では高いところを飛んでいますが、低い位置に降りて止まる場所があります。
午後の1時半くらいからが雄の活動時間で、日差しが弱いと開きます。
最初にこの場所を案内してもらったときが、一番良い位置で撮影できました。
激しく飛ぶので少しスレていますが、新鮮な個体で全ての翅が輝くように撮影できました。

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雌の翅表の撮影が難しいのは他のミドリシジミと同じです。
これも山形へ行った日の撮影ですが、夕方に低い位置で開いているのを見つけることができました。
雌の開翅はこのときだけの観察です。

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吸蜜も1度だけの撮影で、やはり栗の花です。

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吸水も1度だけですが、林道で複数の個体が吸水していました。
同じ場所に同じ時間、時期に行っても吸水個体は観察できていません。

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吸水を撮影した近くの別の林道で雄の卍飛翔を撮影しています。
何度かゼフィルスは掲載していますが、複数の雄がくるくる回りながら飛翔します。

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見ているだけでも綺麗なのですが、このときは近くまで降りてきたので撮影することができました。
テリトリー争いの雰囲気が分かると思います。


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