088サトキマダラヒカゲ

サトキマダラヒカゲは平地から山地の林に生息します。
平地の里山で観察する機会が多いです。
地味な蝶ですが新鮮な個体は綺麗です。
特に逆光気味だと綺麗です。

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個体数が多い場所では複数が絡んで飛ぶのを観察する機会が多いです。
素早く飛ぶので撮影は樹液に来たときが多くなります。
近似種のヤマキマダラヒカゲとの一番の違いは後翅の内側の3つの斑紋です。
大きくズレるのがヤマキマダラヒカゲですが、稀に例外もあるので総合的に見る必要もあります。

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時には多くの個体が集まって吸汁します。
この時は6個体が集まっています。

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翅は開かない蝶なので、飛び立ちで撮影しました。
前翅の黄条が太めなのもヤマキマダラヒカゲとの違いの1つです。

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産卵は一度しか撮影したことがありません。
笹の葉に摑まって裏側に産卵するので、産卵と分かる撮影は難しいです。

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複数の卵を産むことが多いのですが、この時は5卵を産んでいました。
交尾は未撮影で、産卵ももう少し良い形で撮影したいです。
良く行く場所で観察機会も多い蝶ですが、生態シーンの撮影は難しいです。

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