055キマダラセセリ

キマダラセセリは平地では6月に入ってから発生する黄色と茶色の模様が魅力的なセセリチョウです。
朝露の残る葉上で撮影した新鮮な個体です。

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広く分布していますが、一度に多くの個体を見ることはありません。
なので、見つけると喜んで撮影する蝶です。
翅裏も魅力的です。斑紋で雌雄の区別は難しい蝶です。

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都市部でも見ることがあります。
これは板橋区の植物園で撮影した吸蜜で、花はイヌヌマトラノオです。

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オカトラノオ、ヒメジョオンなど白い花を好んで吸蜜します。
シロツメクサが群生しているところで吸蜜していたので広角での撮影です。

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交尾は一度だけ林道で撮影しています。
当時は良く行っていた場所ですが、単独でも見たことがなかったので嬉しい撮影でした。
このように翅表と翅裏が見える形態の交尾も嬉しいです。

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見かける機会が少ないので、産卵は一度も観察できていません。
今年も少ない出会いを楽しみにしたいと思います。

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