コロナ自宅療養十二日記

▼感染発覚のホリデーシーズン

事の起こりは2022年クリスマス直前。
三密を達成した病院の待合室で感染、布団の中で年末年始と正月を過ごし、つい先週末ようやく陰性になりました。

家族にも感染せず無事に自宅療養を終えたので、ご家族とお住まいの方向けに備忘録として家庭内の感染対策と療養中の出来事を書きます。

ざっと見出しを読めば必要な物はわかるので忙しい人はそこだけ見てね。

感染者の条件としては、免疫疾患持ちでワクチンは4回接種済み。
それでは本編へどうぞ。

▼こいつは外せない、抗原検査キット

イブに1日続く咳、クリスマス当日は寝ても調子が戻らず検査することに。
医療従事者の親が勤め先から配布されていたお高いキット。
鼻の奥に棒をつっこまれ5秒ほど粘膜を擦られる、1度目は陰性。
翌日、症状が始まってから約24時間経過後に陽性になりました。
(半日~24時間程度で陽性になることが多いようです)

▼保険証・ワクチン接種証明書の紙を持って病院へ

棒の痛みに半泣きで病院をせがみ26日にかかりつけ医へ車で行きます。
しかしその前に車種をめちゃくちゃ聞かれた。
車のナンバーすべて、色、車種。(わかるか! 熱で寝てるんやぞ!)
その車で病院の駐車場で待機。車からは降りないでとの指示が。
接種証明書と保険証を用意するよう言われたので渡し、また鼻につっこまれた棒の検査でさらに待つ。
(キットでは陽性確認まで15分ほどかかりました)
やっと到着した医者とほぼ頷きで会話し、咳止め・解熱剤など症状を緩和させる薬のみ処方されました。

この時点ではかなり重めの風邪やインフルみたいな感じ、熱は39℃・喉の痛み・鼻水・関節痛。当たり前ですが軽傷の部類。
検査結果は翌日に連絡するとのことで、診療費も後日でいいと言われ帰宅。
処方箋はその場で貰えました。
つねに混雑している病院なので2時間ほど車の中にいたんだなあ。

で、診察と処方箋含め約1万円ほど。
(新型コロナは現在特殊な対応が必要なので、院内トリアージ実施料などが加算されます)
高い! 高くない!?
核家族3人全員が感染したら3万円じゃない?
それは厳しいなと思ったのがこの記事を書くきっかけでした。

※抗原検査キットはリンク貼りません、お近くの薬局で薬剤師さんにお尋ねください。

▼療養開始、必要物一覧

▽マスク
やっとリンクが貼れたよ、一番の立役者KF94マスク

感染した自分はこれを陰性になるまでつけていました。
詳しく知らないですが90%以上はブロックしてくれるようなので、体内から排出する汁やら空気をカバーしてくれます。
家族は普通のマスクかな?

▽ゴミ箱

これは蓋つきのやつを自室に置いていました。
家族が鼻水やら痰やら汁に触れないようにします。蓋無しだと乾いたウィルスが飛散するかもなので、安いのでも用意しておくといいですね。

▽食事
喉も胃もあまり受けつけず食えない、雑炊やゼリーを食べていました。
味覚障害が起きて異様な塩味や苦みを感じましたが、2日で治った。
コンビニでお粥のレトルトやゼリーも売っているので買っておくといいです。
基本的に食事は引きこもりのごとく自室の前に置いてもらってとります。
自由に水が飲めるようにペットボトルも置いておきましょう。
これ家族全員罹患したらどうするんじゃ……?
ちなみに現在もあまり食欲はなし。

▽除菌
基本的に軽快するまで風呂は禁止されました。
自室から出る時はマスク装着、ビニールの手袋装着、何かに触れたら消毒。
手袋は使い捨てのスーパーで売っているような物です。

手袋をとって何かを触るときはアルコール消毒、除菌シートでふきふき。
まあ薬局に行けばあるでしょう。


▼軽快までの7日

高熱がとにかく出ます。(友人は40℃だったそう)
感染対策ができればあとは辛さに耐えて熱が出たら解熱、寝る。
その繰り返しなので特筆することはない。

▽換気
陽性後が1番感染させるリスクが高く、症状の経過と共に徐々に下がっていきます。
ドアは開けずに窓を開け、空気清浄機は止めていました。
5日くらいで咳がひどくなったので空気清浄機再起動。一応窓を開けた状態でエアコンも稼働させ、できるだけ家電にウィルスが溜まらないようにしました。
治った後は送風とフィルター掃除するといいですね。

そろそろ掃除が気になりますね?
もう少しお待ちください。まだ陰性まで5日あるんだ。

咳がとにかくひどい。ウィルス混じりの黄色い鼻水もたくさんでる。
1/10現在も症状は続いています。
熱が下がればある程度身体は持ち直しますが、階段を歩いてみると意外と関節のだるさ、倦怠感で体が動かない。
トイレは共用なのでどうしようもなく、ずっと窓を少し開けていました。

▼療養解除? たわけが、それは目安だ

たしか1/2には療養解除で対策しつつ普通の生活を、みたいなことを病院で渡された紙には書かれていましたが、この時点でこいつは陽性
当日と10日目に検査しまだ陽性。
抗原検査の鼻の微妙な痛みに抵抗する元気はもうない。
正月が明け12日、1/6にようやく陰性になりました。
マスク生活の終焉である。

▼事後掃除

ひたすら換気して掃除。
この時も家の中にウィルスが飛散しないよう、ドアは閉めていました。
自分で触ったとわかっている箇所は除菌シートで拭き取り。
ゴミも中身に触れないよう口を縛って捨てる。
布団のシーツなども洗うといいですね。

▼まとめ

大事なのは初心に戻って三密の回避
お喋りしてる人から距離をとる。

あとは家に検査キットを置いておくと、流行りのウィルスかコロナなのか判別しやすくていいですね。
上に列挙した必要物もだいたいドラッグストアで揃うので、これを機に1つずつストックしてみてはいかがでしょうか。

「コロナもワクチン打ったし別に気にしなくてよくない?」
と思われるかもしれないが、
感染力が半端ではないことを知っていただきたかった。

おそらく感染したと思われる病院で、マスクをつけて、隣に座っていたおねえさんのお喋りを20分程度聞いていただけで12日の療養が必要になったんです。感染力おかしいんだって! おねえさんは美人でした。

感染者本人の行動が重要、これがコロナの難しいところなんだな。


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